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【パイロット】ペン習字講座を受講して(6年目のまとめ)

わかくさ通信4月号が届きました。今回の級位認定の結果をもって6年目が修了しました。

一昨年にナンチャッテ七段になり、そこからさらに丸一年七段やりました。七段の中には10年以上やってらっしゃる方もいるので、このままパイロットをやり続けるのか、どこかで卒業するのか・・・まぁ今年はもう継続しちゃいましたが(^▽^;)

6年目の総括をしておきます。

期間:2018年3月~2019年2月
添削課題:上級312-B,初級101-B~111-B
級位認定課題:
2018年3月 「菜の花を飛び交う蜜蜂に、 陽光が注いでいる。」
2018年4月 「小学生になった娘は、父親と ピアノで遊びます。」
2018年5月 「山海の珍味あふれる豪華な 料理を、頂きました。」
2018年6月 「梅雨入りの前に、新しい傘と 長ぐつを送ります。」
2018年7月 「東京オリンピックの開催は、 再来年の七月ですね。」
2018年8月 「お盆に、待望の十和田湖へ 家族で訪れました。」
2018年9月 「夕食には、さんまの塩焼きと だし巻き卵を作りたい。」
2018年10月「次男が、初めて公式テニスの 大会で入賞しました。」
2018年11月「透明水彩で描かれた、美しい 紅葉の絵が有名です。」
2018年12月 「久しぶりに、母校の同窓会に 参加して楽しんだ。」
2019年1月 「着物で参拝した神社には、 雪が残っていました。」
2019年2月 「高級なチョコレート菓子は、 宝石のように美しい。」

6年目

一昨年にナンチャッテ七段になって、ナンチャッテじゃ申し訳ないので3回優秀作品に載ったら七段を名乗ると言ってましたが、今年は沢山載せていただけて晴れて七段になりましたm(__)m

ここ数カ月は、どうしたことか良い評価ばかりいただいてて、パイロットという超ローカルなところで何か壮大なドッキリか陰謀かに巻き込まれているのでは!?(;´Д`)と勘ぐってしまうほどです。今年度は、けっこうサボっていたので、実力的には現状維持をしてただけだと思うのですが、パイロットの級位認定にだけ最適化されてしまっているのでしょうか(´・ω・`)

 級位認定課題提出一覧1 級位認定課題提出一覧2

そういえば、後半のは少しすっきり感が増してる気がします。字単体で見るとそんなに上手くなってる気はしませんが、見せ方が少し変わったかも。ありがたいことに、今年は5回も優秀作品に載せていただきました。やっぱりドッキリなのでは!?(;´Д`)

6年目を終えて
6年目は5年目以上にサボってしまいました。パイロットとペン時代だけは、ちゃんと出書しましたが、パイロットは月末になって慌てて練習してたような気がします。清書は、わかくさ通信が届いてから(その方が気持ちが乗って書けるので)と決めてるので、月末から締切りギリギリまで10日間くらいでなんとか調整するという感じです(6年目ともなると図太くなって、9日の朝に投函するとかばかりでした)。とりあえず、前回出書したものと同レベル以上になるようには心がけました。もちろん、ペン時代の方も書いてるので、その間まったくペンを持たないということはないんですけどね。

これは、級位の時から書いてるんですが、頑張って良い評価をもらった時が一番勉強というか何かを知るチャンスです。停滞してなかなか昇格できない時は、何か悪いのか分からずイヤんなるんですが、そこから試行錯誤して良い評価を貰えると何が良かったのか知るチャンスだし、それを再現できるように頑張ることができます。書いたっぱなしじゃなくて、結果が出たあと先生の参考手本や優秀作品を拡大コピーして見比べるのも勉強になります。初級では一字一字を整えるのも大事だけれど、中・上級では全体のバランスや印象の方が評価に大きく影響するようです。中・上級になると、ある程度書けるので、思いこみで「これがかっちょいい」と思って書いてることもあるので、本当にそれがいいのかどうか確かめるためにも、中・上級の人こそ参考手本や他の人の作品、同系統の先生の作品のイメージを確認するのが大事なように思います。

・・・なんてことを考えながら、自分はサボりつつ書いていた1年でした。

添削課題はさらにサボっていたので、7年目は、添削課題も少しは頑張りたいと思います(汗)

7年目もよろしくお願いしますm(__)m




【ペン時代】昇段試験を受けるのだ!(六段→七段編)の結果

久しぶりのペン時代の記事です。
気が付いたら、ペン時代の清書を上げたのが、この昇段試験の前は2017年・・・(´・ω・`)
昨年は、いろいろサボりましたがパイロットとペン時代は出書し続けています。これからは、ぼちぼち上げていきますm(__)m

さて、先日ペン時代4月号が届き、年末に出した七段への昇段試験の結果が出ました。

出書の記事はこちら↓

結果は・・・無事、今回も優秀作品で通していただけました(;´Д`)今回は、ダメかと思った・・・六段に昇段する時は、優秀作品だったので合格は心配してなかったんですが、これまでずっと優秀作品で通していただいてるので、これがなんとも大きなプレッシャーになってまして・・・

でも、最近サボり気味なのでそろそろ貯金も尽きて、次回の八段試験ではいよいよ危ないかもしれません。過去の優秀作品の方々のを見比べてみても、優秀作品からそろそろ漏れるレベルです(´・ω・`)だんだん受けるのが怖くなる。少し頑張って精進します(~_~;)

これで終わるのは、なんなんで、最近出したのを載せておきます。

2019年1月の出書
四字熟語
森_20190211_四字熟語

自由出品のタテ書き
 森_20190211_タテ書き

1月は忙しかったとはいえ、ひどいものです(/ω\)とりあえず、出書するのが目的みたいな。

2019年2月

四字熟語
森_20190313_四字熟語

自由出品のはがき文
森_20190313_はがき

ね?このままじゃ次回は優秀作品になれません(´・ω・`)ペン時代の方も、少し気合い入れなおしていきたいと思います。



【パイロット】課題研究:昇格を目指して

私は、3月入会なので、前回出した課題で年度が終わりました。
年度替わりなので、恒例の作業で過去に書いた級位認定課題を並べてみてるのですが、作業ついでに過去の作品を見比べてみます。アニメやドラマでスタッフが休暇とるために度々やる総集編みたいなもんです(笑)

まず、最初に入会したてで、な~んにも分からず書いたものです。
march-sinkyukadai.png

なにも考えてなかったので、清書のスキャンもとってません。画像も練習用紙のものです。ひどいもんです(´・ω・`)段位以降の私しか知らない人は、なんだか私が最初から上手な人みたいに見えてる人もいるようですが、もとはこんな字です。ちなみに、最初の級位は、新9級の下から〇番目です。

”そうです、偉そうに書いてるのでときどき忘れますが、このブログは、ヘタッピな人が努力でどこまでできるかという悪戦苦闘の記録です。”

3回目の提出前くらいに、ネットで検索して、先輩方がどんな練習してるのかを知り、こりゃあかん(**)ってなって、慌てて三体字典を買いました。そこからとにかく猛烈に書いて、2回目、3回目の提出がこちらです。

2_3.jpg
自分で言うのもなんですが、各段の進歩です(笑)三体字典を手に入れての3回目は、別人です(言い過ぎ)。5月のゴールデンウィークには、引きこもって朝から晩まで昼ご飯も食べずに書いてました。もちろん、半級ずつですが昇格しています。でも、最近の優秀作品見てると、これじゃ昇格できそうにないですね(;´Д`)

そして、4回目の提出でなんと優秀作品に!
4.jpg
え?これで?って感じですね(笑)今、どれだけ級位の人たちのレベルが上がってるかが分かります。

その後、6B級で昇格が止まります。止まってた時のがこちら。
6B.jpg
字形は、ずいぶん変わりました・・・が、これじゃダメなんですね。これだと、さっきの渡月橋の方が好感持てるんです。

並べてみます。
比較1
一字一字は確かに形になってきてるけど、形を意識するあまりに委縮した感じになってます。これならまだ、一字一字の字形はダメだけど「渡月橋」の方が自分の字でのびのび書いてるように見えます。お習字では、「渡月橋」の方が好印象を与えます。ただし、このあたりで字形をとる猛練習をしていたのはもちろん後々に効いてきます。

この頃は、まだペンがガクガクブルブルするので、筆圧かけて力ずくで書いてました。ある程度字形をとるのが進歩したかな?と思って線にもこだわり始めたころのがこちら。


4_3.jpg
見違えるようです(笑)今なら、これでやっと7級くらいかな?当時は、4~3級もらえました。もちろん、このあたりでは猛烈に書いてました。1つの課題で600回とか700回は書きました。デスクペンも買い足して選んで、ペンの持つ位置や筆圧やをいろいろと変えてみて、とにかく試行錯誤しました。トレーシングペーパーでの「ペン習字トレーニング」の成果もこのころ実感してました。

どんな技術もそうですが、最初は少し頑張っただけで見違えるようになるんですが、その後からは停滞期に入って、試行錯誤してるうちに何かの拍子でコツを掴んでブレークスルーするとトントンと進歩する・・・というのがよく分かります。

その後、二段まではほぼ順調に進みましたが、二段でパタリと昇格が止まります。一年間二段で塩漬けになりました。そのころのがこちら。
二
(二段で塩漬けだったころ)

初段から行書に切り替えて、楷書よりも誤魔化しやすいので、我ながらそこそこ書けてるんじゃ?とか思ってましたが、いまから見るとなぜ昇格しないかよく分かります。

今のと比べてみましょう。

比較2

全然変わってないやん!(;´Д`)
いやいや、だいぶ変わってるでしょ。こなれ感、すっきり感、柔らかさが全然違います。行書は、なんとなくで誤魔化せるのと、普段書き文字に触れてこなかったのでちょっと書けば書けてるように見えますが、そこが落とし穴でした(私の場合)。何をどうしたら良くなるのか、楷書よりも分かりにくいんです。とくに、活字や楷書に慣れた身としては、行書でも日ペンの行書みたいなカッチリした行書は分かるんですが、パイロットの系統なんかのような書きぶりで柔らかさを出すようなのは違う意味で難しく感じます。だけど、カッチリした行書のイメージで一字一字の整いばかりを意識したら、上の「月見だんご」や「ワレモコウ」の二の舞になります。

段位に上がってから塩漬けになるケースでは、まず行書の書き慣れ(行書らしい柔らかさやすっきり感を出すために書き慣れること)、そして一字一字だけではなく余白も含めた全体の印象作りが足りてないことが多いんだと思います。

偉そうなこと書いてますが、二段のころはやっぱり何が悪いのか、どうすればいいのかさっぱりわかってませんでしたよ。毎度ブログで書いてることは、こんな風に度々振り返ってみてこんな風に考えてますよ、という記事でした。参考になれば・・・。


【パイロット】課題研究:昇段を目指せ!(2019年3月の課題)

珍しく課題研究行書編も書きます。

行書編は、ほんとに長らく書いてないので、何書いてたかも忘れちゃった(-_-)

とりあえず、パイロット中級から上級の人向けに、各系統の行書を並べて見比べます。自分の系統の字典だけを見ていると、系統の先生の癖や書きぶりが練習してるうちに無意識に誇張されてしまって望ましい字形から離れてしまうこともあるので、他の字典も見比べて研究しようというのが目的です。なので、お手元に複数の字典があるよという方や「余計混乱するわ!」という方は見なくてもいいかもです。


行書比較1 行書比較2 行書比較3

こんな感じです。ごめんなさい、D系統の字典は持ってませんm(__)m

何度も書いてるんですが、「書きぶり」と「字形」の区別がついていない方やふわっとしかとらえてない方が中級以上の方にもいらっしゃって、ときどき迷われるようです。

「字形」というのは、点画の位置・書き方のことで、たとえば「姿」という字のB1とA1は同じ字形です。C1は、全体の形は同じような形ですが「人」の部分の書き方が違うので、全体的には同じ(ような・似ている)字形ですが一部分が異なる字形ということになります。字形は、文字通り「字の形」なので「正しい字形・正しくない字形」があって、手書きなので幅はありますが「美しい字形」が研究しつくされていますから、「正しい字形・望ましい字形・美しい字形」を学ばないといけません。

「書きぶり」は、同じ字形のB1とA1でも、書き手によって線のニュアンスが違っていて個性が出ている部分のことです。書きぶりは、表現の幅なので好みの問題であって、「堂々とした書きぶり」がいいとか、「繊細な書きぶりがいい」とか「優しい書きぶりが好き」とか良し悪しは個々人の美的感覚によってきます。ただし、もちろんあまり好ましくない書きぶりもあるでしょうから、なんでもいいというわけじゃありません。線質が綺麗で、全体的に「好ましい」と思われる書きぶりを目指します。

たとえば、B系統(芝風会・故鷹見芝香先生の会派)は、開祖である鷹見先生の書きぶりや教えを良しとして習う(教える)会派なので、お手本の書きぶりは鷹見先生や会派の先生の書きぶりで書かれています。おそらくこの会派の先生になるにはこの会派の書きぶりを受け継いで教えることができた方がいいでしょう。だけど、別に芝風会の先生になるつもりも、受け継ぐつもりもないならば、書きぶりまで真似る必要はないわけです。綺麗な字が書ければいいわけだから、C系統っぽい字で書いても構わないのです(ただ、多少の教えの違いはあるからB系統で狩田先生の字をそのまま真似るとお直しされる可能性はあります)。

あと、点画の書き方そのものがその流派の命!となってることもたまにあります。日ペンを代表する故三上秋果先生の系統の流派は、三上先生が編み出した「線の書き方も含めた字形」が最大の教えとなってます。書きぶりにまで及ぶ字形の厳密さ(ここまで厳密だと書きぶりと字形が影響し合う)みたいなものを伝授するのが、この系統の教えなので書きぶりの幅はほとんど認めていません(手書きなのでどうしても出る個性は別として)。こういう流派を習う場合と、パイロットの系統のような流派を習う場合は考え方を切り替えないといけないので注意です。

この違いは、「大先生の書きぶりや教えはもちろん、古典にあるいろいろな書き方を研究して学ぼう」という考えなのか、「大先生が編み出した字形・書き方が最も美しいのだからそれを学びなさい」という考え方なのかの違いです。後者は、いろんな書き方を許さないわけです。

以上は、私がやってきたうえで理解したことなので、違う説明をする人もいるかもしれませんが、概ね間違ってないと思います。

さて、パイロットは、添削課題と級位認定課題がありますが、添削課題と級位認定課題とでは、考え方を分けないといけません(いや、いけないって程でもないですが・・・)。

添削課題は、「お手本を倣う」ことが目的ですから、各系統の書きぶりも含めてお手本通り書いて添削してもらいます。「お習字」「書写」というのは、お手本通り書くことで正しい書き方を身につけようという学習です。この場合は、まずはお手本を「臨書」して基本を学ぶことになります。※添削していただく先生によっては、お手本以上のことをお直ししてくださる先生もいます。初心者では「お手本通り書いたのに(;´Д`)」ってなりますが、中級上級の人は「お手本以上に教えてもらえた」と喜びましょう(笑)

ただし、ずっとお手本に倣ってばかりじゃ面白くもないし、自分で上手に書けるようになるのが目的なわけですから、どっかでお手本から離れて自力で書けるようにならないといけません。級位認定課題では、お手本はなく、課題文を自分で研究して書きなさいとなっています。しかも、系統の書きぶりじゃなくても構いません。つまり、系統を超えたバトルロワイヤルで力試ししているのが級位認定課題ということです。審査も系統ごとで審査してるわけではないようです。各系統の先生が分担してまとめて審査されるそうです。だから、今月は二段はB系統の先生が、先月はA系統の先生が審査したかもしれません。A系統らしく書けてないから昇格しない、なんてことはないわけです。

これまでも書いてきたようなことを長々と書きましたが、何が良いたいかというと、少なくとも中級上級の級位認定課題については、

「系統の字典の字の字形ばかりにこだわってもダメ!」

ということです。練習してると、つい1字1字の字形ばかりに目がいって、正確に字典の字を模倣することばかりに執着してしまいがちですが、「書きぶりによって変わる程度の誤差なんてそんなに大事じゃない」ってことです。いや、もちろん美しい字形は大事ですが、それなら系統の字典の字じゃなくて古典の字を調べたり字形に定評のある先生の字を倣った方がいいです。

優秀作品を見てください。同じ優秀作品でもいろんな書きぶりがあって、結構違いがあります。字典の字を正確に模倣できたから優秀、とはなってないでしょう?字形がしっかりしてても、書きぶりによって窮屈に見えたり締まりなく見えたりするのだから、自分の字がどうすればスッキリ見えるのか、どうすれば力強く見えるのか、どうすればおおらかに見えるのか、字典の字は参考にして自分の書きぶりを工夫するのが大事だってことだと思います。さらに、字間、字粒、布置などの余白も作品の印象を大きく左右するのでもっともっと写メを撮って全体の確認練習した方がいいと思います。

字形とるのが上手な人はそれでいいんですが、初級のころの字形の練習から脱せない人が多いのかな?という気がして、あえて字形が下手くそな私がお送りしましたm(__)mいつもどおり、私流の説明だということでご容赦を。


【パイロット】課題研究:初心者昇級への道(2019年3月課題)

お久しぶりのパイロット課題研究楷書編です。
昨年の11月以来サボってましたm(__)m←気まぐれにもほどがある!!
もうすぐ新年度だし、今年はもう少し記事を書く努力をしたいと思います(**)

さて、今月の課題は、「はかま姿の女子学生たちが、 記念撮影をしている。」です。

すでに練習されていると思いますが、「女子学生、女子学生・・・」と私のようなおっさんが書いてたら、なんかヘンタイな感じになっちゃいます(;´Д`)おっさんの方は、練習用紙を家族に見られないように気を付けましょう。

わかくさ通信の課題の注意点
・漢字のヨコ画の間隔を等しく取るように!
・漢字の画数の多少による字粒の大小に注意!
・ひらがなの「か」の中心に注意!

今回は、なんだかかなり基本的な注意点です。2番目の画数の多少による字粒の大小の問題は、私はそんなに気を付けなくていいと思っています・・・というか「画数が少ない字を大きく書かないように」ということだと理解しています。画数が少ないので、普通に書けば小さく見えるはずなんです。画数少なくて書きやすいから「つい大きめに書いてしまう」というのが本当のところかと。まぁ、感覚的なことだけど・・・。

誤字・脱字・規定外注意報!
・「撮」や「影」は画数多いので、細かなところに注意しましょう。
・「している。」です。×「してる。」にならないように!


漢字比較です。
IMG_20190315_0001.jpg IMG_20190315_0002.jpg

「女」が2回、「子」が2回出てきます。確かにヨコ画が多いです。「記念撮影」は中心を取るのが難しいので、とくに「記」をどう書くかを注意して練習しましょう。
B系統の「女」は少し平たく書かれてますが、A系統やC系統も参考にしてかっこよく書きましょう。

ワンポイント講座
今回は、線の練習について。
初心者の方は、とにかくまずは字形をよく倣うことを強調してきました。手書きの漢字・ひらがなの字形は、活字とは違うし、最初はなかなか書けないものです。字形を習う一番の方法は、お手本を拡大して一字一字、点画の位置取りをしてとにかく大きく書いてみることです。前回(11月の(-_-))記事を見てください。

→【パイロット】課題研究:初心者昇級への道(2018年11月課題)

字形がある程度とれてきたら、線にも注意しましょう。
いわゆる「線質」は、感覚的なものなので、なかなか説明するのは難しいんですが、感覚的でいろんな要素があるので個性が出ることころでもあります。

線質に関係があると思う要素としては、ペンを正しく使えてると仮定して(ペン先の向きや角度がある程度正しく使えてるとして)、
1.筆圧(と筆圧の強弱)
2.筆速(と筆速の速遅)
3.そのミックスとして緩急
で決まるとここではとらえることにします。この3つでいかに「滑らかさ」「力強さ/繊細さ」をつけるかです。

まずは、「滑らかさ」です。滑らかさにも程度がありますが、最初は、「ガクブル」してない線を書く練習をしましょう。

1.筆圧
皆さん、ペンはデスクペンのEFニブを使われていると思います。書き慣れない万年筆のしかも極細のペン先で、最初は線を引くのもやっとだったと思います(私はそうでした(*_*))。紙はいろんなものがあって、表面が加工されたツルツルした紙もあるでしょうけど、ペン習字の場合は上質紙のコピー用紙(再生紙じゃないもの)がいいでしょう。コピー用紙も滑らかに見えながら表面はある程度ザラザラしていて、そこへ極細のデスクペンで書くわけですから、抵抗があって線がガタガタしてしまうわけです。

私は、とにかくガタガタせずにまっすぐ線を引くために、最初の1年は筆圧をかけて力ずくで摩擦に抵抗していました。上手くねじ伏せれば、これでもガタガタは少なくなるかと思いますが、ペンを上手く使えてるとは言い難い武骨無粋な線になってしまいます。ペンの弾力もへったくれもありません(´・ω・`)

万年筆の良さは、インクがスムーズに出て、力をかけずに字を書き続けることができるということです。私もそうだったので他人のことは言えないのですが、お高い万年筆を買いそろえてながら、筆圧でねじ伏せて書いてる人は、宝の持ち腐れ・・・な人なわけです。

基本的に万年筆(デスクペンも)は、ペンを手のひらに載せて引きずるだけで線が書けます。しかも、普通に書くより滑らかな線になります。力が加わらない分、摩擦が減るから線もガタガタしません。
これは、ペン軸のお尻をつまんで引きずってるだけです。
つまり、できるだけ筆圧を抜いた方が摩擦が減って滑らかに書けます。

筆圧強い人が筆圧抜いて書くのは練習が要りますが、筆圧弱めて書けるようになったら強めて書くのは簡単です。

2.筆速
書くスピードによっても、線は変わります。毛細管現象によって、インクはどんどん紙に出ていくので、ゆっくり書くと濃い線になります。たとえば、点画によって軽くハネないといけないところをジワジワ動かすとシャープなハネにはなりません。行書の続けるところなんかも、早く動かさないと連綿ぽくなりません。一字の中でもゆっくり書くところと早く書くところがあり、それが線の立体感みたいなものを生みます。

ただし!
久しぶりにペンを持ったら、上手く字が書けない・・・とかなるのは、たいてい書くスピードが速いからだと思います。上手く字形をとって書くには慎重さも必要で、落ち着いてゆっくりと書くことも大事です。字が下手くそになるのは、書くスピードを落としましょう。意識しないと意外と難しいですよ。

3.ミックスして緩急を出す
筆圧とスピードを併せて使うことで、1字、1文の中に緩急を表現することができます。いきなり一字一文でやると大変なので、まずは1画1画で書いてみます。
スマホで撮りながらなのでぶれちゃってますが、筆圧を少しずつ弱めたり、スピードを変えながら書いてみます。もちろん、タテ画だけじゃなくてヨコ画や左右の払いなんかも。ヨコ画書くときには、等間隔で書く練習も一緒にすればいいと思います。打ち込むところ、一定の筆圧をかけ続けるところ、抜くところ、を意識して書きます。

最初は、なかなかうまく書けないかもしれないですが、これを練習の前後や合間にやって、課題を書くときに一番良さそうな筆圧やスピードを意識して書きます。点画が気持ちよく書けたら、1字を意識して書いてみます。この繰り返し。

私は、暇さえあれば手遊びでずっとこんな落書きしてました。

最近の優秀作品を見ると、皆さん線が綺麗で羨ましいです(´・ω・`)
私はいまだに安定しません。サボり明けとかで上手く書けない時には、ときどき思い出して意識してコントロールしてます。


プロフィール

@Sai

Author:@Sai
ようこそ@Saiのブログへ!
本ブログは、私の趣味の記録です。趣味の勉強ノートと割り切ってるので、お見苦しい個所も多々ありますが、よろしければご笑覧ください。
このブログは、2013年6月より開始しております。
2013年3月からパイロットペン習字通信講座を開始しました。
2013年7月から競書誌ペン時代を始めました。
2015年4月から競書誌ペンの光を始めました。
2015年12月からお遊び毛筆始めました。
パイロットペン習字通信講座(B系統)、ペン時代、ペン習字、その他・・・


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