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【パイロット】課題研究:初心者昇級への道(2019年4月課題)

お待たせしました!(誰も待ってません・・・)
パイロット課題研究、楷書編です。

さて、今月の課題は、「入学祝にもらった万年筆は、 名前入りでした。」です。
SNSでは、ペン習字始める方は万年筆好きという方が多いですが、パイロットさんさらっと宣伝入れてきました(-ω-)かくいう私も、最初は万年筆で綺麗な字を書きたいというところから始めましたが、最近は綺麗に書くならゲルボールペンが一番じゃね?ってなってしまっていけません。

わかくさ通信の注意点
・「」・・・「祝」は9画で書け!
・「学」の書き出しの筆順に注意!
・「万」の筆順に注意!
・・・2番目のは、毎回チェックポイントで誤字が指摘されるのですが、こういう間違いを書く人がまだいるのでしょうか??ってなります。皆さん、大丈夫かと思いますが、「ツ」のつもりで書いたけど、字形が悪くて「小」みたいになったとかいうケースもありますから注意しましょう。

誤字・脱字・規定外注意報!
・「入」の字は、簡単なようでいてやはり字形が悪いとチェックの入る字です!
・〇「入学祝」です!×「入学祝い」にならないように!送り仮名チェック!
・「萬」は旧字体です。パイロットでは、旧字体はチェックが入るので使わないように!

では、漢字比較を。
漢字比較1 漢字比較2

今回は、普段もよく書く字ばかりです。
「入」の字は、左払いと右払いの角度がだいたい同じになるように書きます。「人」と「入」は左右反転しただけではなくて書き方が違いますので併せて注意しましょう。二画目の出だしは、三転折で書くつもり(ただし柔らかく)で書きます。小学校のような書き方にならないように注意します。
「学」は、前回に引き続きですね。つかんむり、「子」ともに頻出の形なのでしっかり練習するといいです。
「祝」の「しめすへん」、2画目の折り返しのところは思っているより鋭角に折り返します。3画目は足長に。「兄」の方は、「口」を小さ目に書いて、「にんにょう」も頻出の形なのでしっかり練習しましょう。最後のハネは上へ。
「万」は、書き順と字の外形に注意します。逆三角形になるように。
「年」のヨコ画は、等間隔にしません。2本目と3本目の間は少し広くとります。3本目のヨコ画は、左の方が少し長くなります。その分最後のタテ画は、心持ち中心より右側に来るといいでしょう。
「筆」は、「たけかんむり」が頻出パーツなのでしっかり書き方覚えましょう。下の「聿」はヨコ画を等間隔で。それぞれの線の長さにも注意。
「名」の「夕」の部分、こんなふうに斜角が並ぶ場合は、微妙に角度を変えて開き気味に書きます。「口」は中心より少し右に。
「前」は、縦横の画が沢山あります。それぞれの間隔に注意して書きます。「月」の部分、下を揃えて。「月」の一画目は、止めても流しても構いません。

ワンポイント講座
4月からはじめた人は、今回は初のお清書ですね。
書いてみればわかると思いますが、パイロットの清書用紙には、魔物(!)が棲んでます(´Д`)なにしろ、1枚きりしかない清書用紙で、普段練習に使っている便箋やコピー用紙とは全く異次元の書き心地(しかも、けっして書きやすくない!!!)。手はガクガクブルブル震えるわ、息ができなくて酸欠におちいり、脂汗が滝のように流れ、用紙にもジワリと汗が滲む・・・と、その時、ギャー!!!線がとんでもない方向へ!!!((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

・・・大げさと思うでしょう?(´Д`)ホントにこうなります。清書が終わった後は、しばらく途方もない虚脱感で何も考えられなくなるでしょう。

まぁ、一度味わってください(笑)こんなことを何年もつづけている先輩たちをふたたび尊敬することになるでしょう(笑)

でも、心配はご無用!パイロットの清書用紙は、追加購入ができます!今すぐ事務局へ連絡して、5冊くらい大人買いしましょう!1冊1,000円+税で購入できます!→「追加の清書用紙の購入」

・・・いや、今回はこれがアドバイスじゃありません(^^;

今回は、構成のお話し。
字形の練習、線の話と書いてきて、次は構成です。構成とは、それぞれの字粒(字の大きさ)、字間(字と字の間隔)、上下左右の余白などからなる作品全体の書き方です。字をどんなふうに並べるかということで、「布置」という言葉もあります。

初級では、ひとつ1つの字形ばかりに気をとられて、そんなことまで気が回らないし、そもそも「余白の美」ってなんだ?って感じだと思いますが、上級になるとこの構成こそがもっとも重要になります。字と構成(字の並べ方)が絶妙なバランスを保ちつつ書けているか、が上級の審査のポイントです。これで作品全体の印象が決まります。

ところが、中級・上級の人でも、初級のころのクセで字形にとらわれて構成を疎かにしがちです。活字やカッチリした書き方に慣れた現代人は、一字一字の字形がどうしも気になるということもあります。だけど、いくら一字一字がカッチリ書かれていても、作品全体の印象がイマイチだとペン習字ではあまり評価してもらえません。むしろ、全体の印象さえ良ければ、少々の字形のブレは気にならない、気にさせないものです。

・・・とはいっても、初級の方はどうしていいやらですね。もちろん、初級の人は、まだまだ楷書の字形をとったり、ペンに慣れて綺麗な線を出したりすることで精一杯だと思います。上級のような微妙な構成なんて求められていません。が、初級もやはり作品全体のバランスは同様に大事だということです。

次のことに注意しながら書きましょう。

1.字粒に注意する
手書きの文は、活字とは異なり、漢字・ひらがな・カタカナの字の大きさを変えることで美しさを出すことを旨としています。わかくさ通信でも、よく書かれてますが、漢字:ひらがな:カタカナは、10:8:7で書きます(流派などによって微妙に変わります)。

同じ漢字でも、画数の少ない字は小さ目に多い字は大きめに書きます。ひらがなでは、「こ」や「と」や「め」や「る」は小さ目に書きます(「ことめる」と覚えますが、これも流派によってそれ以外を含める場合もあります)。

具体的に、どれくらいの大きさで書き分ければいいのかは、わかくさ通信の参考手本を拡大コピーして確認しましょう。

2.上下の余白を適切にとる
わかくさ通信に載っている優秀作品の中でも、上下の余白を褒められていたり、逆に良い作品だけど上下の余白に注意するようにと書かれていたりしますね。上下、左右の余白が適切だと、ぱっと見の安定感が増します。

わかくさ下敷

最近はあまり載ってませんが、昔のわかくさには、こんなふうに書かれています。下敷きは「邪道」な感じがするのか使わないという人もいますが、初級の方は是非使いましょう。そのうち慣れてきて、中・上級にあるころには下敷きなしでも書けるようになりますが、字形も線質も構成も・・・と慣れないづくしの初級で無理する必要なんてまったくありません。

中・上級の方でも、私は必要なら下敷き使うべきだと思います。下敷きなくてもそりゃ書けますが、普段の日常の筆記と競書や作品の筆記は別だと思うからです。日常の筆記は、練習なんてしないし、一発勝負だし、そこそこ綺麗に書けていればいいわけです。でも、日常の筆記をそこそこ上手く書けるようになるために練習しているのがペン習字であり、さらに競書や作品づくりは十分に練習して万全を期して実力を最大限発揮して競うものです。何度も練習して万全の準備をしていながら、下敷きは邪道だとかいうのはナンセンスだと思います。そういうのは競書や作品も一発勝負で書けるようになってからでいいと思います(まぁ、その時はわざわざ競書なんて出さなくていい無鑑査達人ですが)。

3.初級のうちは、とにかく元気よくのびのびと(・・・と見えるように・・・)
パッと見の印象がいちばん大事だということは、見た人に心地よさを与えるということです。いくら字形が整っていても、カチコチに委縮した字でチンマリ書かれていては、ぜんぜん心地よくありません。どうせ下手くそなら、元気よくのびのび書かれているように見える方が、断然好感が持てて心地いいものです。

ただし、いくら元気よくのびのびとといっても、何も考えずに大きな字で書けばいいってものでもありません。要は、「のびのびして見える」ことが大事。じゃあ、どうすれば「のびのび」見えるのか。これは、ちょっと難しいですが、とりあえずは、ペンをできる限り軽く持ち、ペン先の可動範囲を広くとるように心がけるのが一番です。そうすることによって、自然と自分の目も文字全体、文全体を見ながらゆったりと字を書くようになっていきます。筆圧強く力強い線で書かれていても、のびのび見える作品は、ペン先がよく動いていてゆったり書いているのが分かるものです。練習の時に、いろんな書き方をしてみて試してみましょう。イメージトレーニングで、ゆったり書いてるイメージするのも効果的です。

・・・そりゃ、言うのは簡単だけど、そんなの言葉で言われたってどうしていいんだよ!(´・ω・`)

・・・きっと、そう思うと思いますが、大事なのは「心がけ」です!「心がけ」と「試行錯誤」を積み重ねるのが「道」の鍛錬と心得たり!です。精進、精進・・・(-人-)南無・・・(←無理やり誤魔化そうとしてる!)


では、今月も頑張りましょう。


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本ブログは、私の趣味の記録です。趣味の勉強ノートと割り切ってるので、お見苦しい個所も多々ありますが、よろしければご笑覧ください。
このブログは、2013年6月より開始しております。
2013年3月からパイロットペン習字通信講座を開始しました。
2013年7月から競書誌ペン時代を始めました。
2015年4月から競書誌ペンの光を始めました。
2015年12月からお遊び毛筆始めました。
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