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【パイロット】課題研究:初心者昇級への道(2017年12月課題)

パイロット課題研究楷書編です。

年末年始が忙しいので今月は早く出すという方も多いかもしれませんが、当ブログは、いつもどおり通常営業でいきます(´▽`)

12月の級位認定課題は、「五年ぶりに、お正月を田舎で 迎える予定です。」です。

わかくさ通信の「課題の注意点」
・1行目は中心をそろえることに注意!
・「迎」は、七画で書きます!4画目のタテ画はトメます!
簡単な字ばかりなので、2つだけです(´・ω・`)

誤字・脱字・規定外注意報!
・自分も帰省するからって、いつも周りに言ってる言い方に変えないように!
○「五年ぶり・・・」 ×「六年ぶり・・・」(←間違えねーよ)
○「お正月を田舎で・・・」 ×「お正月をハワイで・・・」(←芸能人じゃねーよ)
○「迎える予定・・・」 ×「過ごす予定・・・」(←いや、ここもボケろよ!)
・「迎」の書き方に注意!

IMG_20171215_0001.jpg IMG_20171215_0002.jpg

「五」は、なんだかよく出てくる数ですね。画数が少ないので、やや小さ目に書きます。ヨコ画は、上のヨコ画が少し下へ反り(仰勢)、真ん中のヨコ画がまっすぐ(平勢)(ただし線の表情はつけます)、下の長いヨコ画が上へ反る(俯勢)形で書きます。「三」もそうですが、こんな形でヨコ画があればたいていそう書きます。もちろん、ヨコ画が等間隔となるように。
「年」は、日常でも自分の名前の次くらいに良く書く字ですね。これに関しては、ヨコ画は等間隔ではありません。上のと中のヨコ画の間隔よりも中と下の間隔の方を広く取ります。最後のタテ画は、心持ち右に書くと中心が揃えやすい・・・のですが、右過ぎてもダメで、実際に書いてみて調整しましょう。
「正」の上のヨコ画は仰勢、下は俯勢で。3画目と4画目は、図のとおり空間のバランスを考えて書きます。
「月」の1画目は、左へ払ってるように見えるのですが、実は若干反らせながらまっすぐ下へ下ろして、最後に軽く払う程度でいい感じになります。2画目の転折と下へ下ろすタテ画も難しいかもしれません。転折部分は、一瞬軽く力を抜いて柔らかく折ります。最後のハネは短くハネます。中のヨコ画は、下の空間が広く取れるように書きます。
「田」は、中の余白がほぼ同じか右側を心持ち広めに取ります。結びの向きに注意です。
「舎」は、「ひとやね」の書き方に注意します。「ひと」ですから屋根のてっぺんは、1画目が出ます。右払いは左払いよりも少し上で払います。その屋根に「土」が収まるくらいに書き、口は少し小さ目に書いて締まりをよくします。口の結びの向きもしっかりと。
「迎」は7画で書きます。筆順字典を見て確認しましょう。「卬」の部分は右と左が同じくらいの幅になるように。「しんにょう」は初心者泣かせですが、しっかりと練習しましょう。「字の綺麗な人」でも、この「しんにょう」を見るとしっかりお習字を習った人か自己流で整っているだけの人かが分かりますね。
「予」は、書けそうで、書けなさそうで、書けそうで・・・。上の「マ」の部分と下の部分のバランス、1画目と3画目のヨコ画の表情(3画目は若干上へ反る)、最後のタテ画の湾曲加減と長さ、言葉では説明できないですが・・・。
「定」は、書けそうで、こちらは書けませんね(´・ω・`)。まず、頻出の「うかんむり」。過去の課題を参考にして2画目は外向きにしっかりと、3画目の左へのハネは内向きに短く書きます。6画目の短いヨコ画はタテ画の真ん中になるように!(←ここ特に大事)そして、7画目は少し立て気味に短く、最後は、7画目の中ほどから「にょう」を書きます。

1行目の中心が揃えにくいようです。書いたものを少し遠くから眺めてみたり、写メに撮るとより一層俯瞰で見れて中心やバランスが分かりやすくなりますので、何度もチェックしましょう。

【ワンポイント講座】
ネタ切れなので、Twitterで質問のあった先月の中級課題(B系統)について・・・。

中級の11月の課題の添削結果が戻ってきていると思いますが、B系統の208課題で、どんなに上手い人でも最初ほぼ確実にお直しされる個所があります。「御中」の「御」の字の「ぎょうにんべん」です。

208-B.jpg
↑これ

初めて行書を書き始めた人が、99%(当社計測)嵌る落とし穴です。 「なんだ?これはどうなんてんの?(´Д`)」と思いながら、とにかく書いてみると、たちまち下のようなお直しが入ります。

御中_1

ここまで書いてくださる添削も最近少ないようで、あまりにみんな書けないから、先生も書き疲れて

御_直し
こんな感じのあっさりしたお直しになってしまってるようです。そのせいで、「お手本が間違ってるんじゃ!?」と誤解してる人もいるそうで・・・。

上の詳しいお直しを見れば、なんとなく分かると思うのですが、行書に慣れていない人は、この部分をきっちりしっかり書きすぎて、「にんべん」の形になってしまっているのです。

にんべんとの違い
入筆の点から続く線は、あくまで筆意で、ここをしっかり書いてしまうと「にんべん」と判別しづらくなってしまいます。また、最後のタテ画もしっかり下へ下ろしてしまうとやはり「にんべん」になってしまうのです。

パイロットのお手本では、筆意が繋がった形で書いてますが、「ここを筆意らしく書けないのなら、いっそ離して書きなさい・・・」ということで、上のあっさりお直しのように書かれていると考えます。

 はがき文は、日常の通信文ということで、楷書に近いカッチリした行書ではなく、なんなら草書も混じった崩しが大きい書きぶりで書いた方がカッコイイので、お手本もそういうお手本が多いのです。

↓上手く書けているわけじゃないですが(汗)、それを意識して書いた中級2年目の添削ではお直しは入りませんでした。
御中_2

とりわけ、楷書が得意で、しかもお手本の手書きコピーが得意な方は、とくに分かりにくい所かもしれませんが、行書や草書へ勉強が進むにつれ、崩し方が大きくなり、書きぶりや筆意が大事になってくるので慣れていきましょう。



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Re: No title

コメントありがとうございます。
返信が遅くなりまして、申し訳ありません。

こちらこそ、いつもご覧いただきありがとうございます。
練習の仕方は、とにかくお手本見ながら、少しでも綺麗に書こうとすることしかないようです。いろいろと気を付けたいところはありますが、結局のところやっぱり「線と字形」のようです。毛筆の先生なんかは「線が先」という方もおられます。ペンでも線が美しくないとやっぱり綺麗に見えません。線が汚い私が言うのもおこがましいのですが・・・。

芝風会展は、また行きたいと思ってるのですが、仕事の都合がなかなかつかず結局行けません。今回も厳しそうです。お住まいが近いとのことで羨ましいです。初日に行けるようでしたら、是非、先生方とお話しさせていただくと勉強になりますよ。書いたものを持っていくと見ていただけるかもしれません。

年越しギリギリとなり、年内には見ていただけないと思いますが、藤川さんも良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

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@Sai

Author:@Sai
ようこそ@Saiのブログへ!
本ブログは、私の趣味の記録です。趣味の勉強ノートと割り切ってるので、お見苦しい個所も多々ありますが、よろしければご笑覧ください。
このブログは、2013年6月より開始しております。
2013年3月からパイロットペン習字通信講座を開始しました。
2013年7月から競書誌ペン時代を始めました。
2015年4月から競書誌ペンの光を始めました。
2015年12月からお遊び毛筆始めました。
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