【パイロット】課題研究:初心者昇級への道(2017年11月課題)

今月こそ、間に合うように課題研究を書きます(~_~;)まず、楷書編です。

11月の級位認定課題は、「文体が独特で面白い小説を、 一気に読みました。」です。

わかくさ通信の「課題の注意点」
・1行目は漢字が多く出てきますので枠内に上手く納めること!
・画数の少ない「文」「白」「小」は小さめに!
・「けものへん」の筆順に注意!
けものへんは、わかくさ通信の書き方をよく見て、カッコよく書きましょう。

誤字・脱字・規定外注意報!
・1行目が長いので、言葉を落とさないように!①「文体が」②「独特で」③「面白い」→④「小説を、」です。
・○「小説」ですよ!×「小設」とかにならないように!

では、漢字比較を・・・
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「文」は、ヨコ画に対して、左右の払いの書き出し、角度に注意します。左払いは中心から少しだけ右側から立て気味に強めに反らせて払います。対して右払いは中心から左側へ離したところから、三転折で寝かせ気味に払います。左右で払い方が違うので注意します。
「体」の字は、偏と旁の大きさのバランスに注意します。最後のヨコ画は左右の払いの高さと合わせて。
「独」は、「けものへん」の書き方に注意します。1画目と3画目の払いの角度は放射状になるように角度を変えます。2画目はしっかり肩を作って、どちらかというとまっすぐ下ろします。偏と旁の位置関係も注意しましょう。
「特」は、タテ画の起筆をしっかり書きましょう。「うしへん」の三画目は「寺」の1画目をめがけて右上へ跳ね上げます。「寺」の書き方にも注意。ヨコ画等間隔に長さの違いも気を付けます。最後の点は少し高めに打ちます。
「面」は意外と難しいです。1画目のヨコ画と下の囲いの横幅に注意します。囲いの結びの方向は縦へ出ます。囲いの中のタテ画の幅が狭くならないように、またヨコ画も丁寧に。
「白」は、画数が少ないので小さ目に。全体的少ししたすぼまりの形になります。「日」などもそうですが、中のヨコ画は真ん中よりも心持ち上に書いた方が安定します。ほんの心持ちだけです。
「小」も意外と難しいですよ。画数少ないので小さ目に書きます。というか、普通に書いたら小さく見えるはずなんですが、錯覚して大きく書いちゃうんですよね。そうならないように。左右の払いは、真ん中のタテ画より上の位置で、右側の方が若干高めの位置で止まります。
「説」は、ごんべんの書き方を丁寧に書きましょう。2画目のヨコ画を長めにとります。ヨコ画の間隔が等しくなるように。「口」の部分も丁寧に結びの向きに気をつけて書きます。旁の方は、足の書き方に注意します。最後は、下へ少し反らせて、上へ跳ねます。
「一」は、一画ですがただの棒線にならないように、起筆、送筆、収筆を意識して書きます。ペンの場合、収筆はおおげさにせずピタッと止める程度でいいですが、意識はしてかきましょう。
「気」も意外と難しいです。構えの4画目は反らせて勢いよく書いて、最後は上へ跳ねます。中の「メ」は、少しだけ左側へ出て、字全体の左側が点線のように斜めに揃うようにすると決まります。
「読」は、「説」と同じですが、「売」の書き始めが若干ごんべんよりも高い位置になります。

【ワンポイント講座】
文を書いた場合の要素には、字形や字粒や書きぶりや・・・いろんなことに注意しないといけません。重要だと思う順に、少し整理しておきます。

・字形(重要度:★★★)
初心者の方では「書きぶり」と混同している方がいますが、「字形」と「書きぶり」は違います。「字形」は点画の位置や書き方、字全体の形を言います。字形は系統によりません。どの系統でも共通です。たまに一般的でない字形を採用している系統もありますが、そっちの方が特殊ケースです。基本的に、「字形」は古典の書き方、一般的に普及している書き方が優先されます。作品作りのために、変わった字形を探すことはありますが、検定や認定課題では避けた方が無難です。字形が整っていなかったら大きく直されるので重要度は★3つです。

・字粒(重要度:★★☆)
字の大きさです。基本的には漢字10:ひらがな8:カタカナ7の割合、画数の多い漢字>画数の少ない漢字で書きます。字粒をバランスよく揃えると、ぐっと綺麗に見えますが、たいへん難しいです。一文字、二文字が少し大きく・小さくなったかな?と思っても、全体の出来が良ければ評価されることもあるので、★二つです。

・布置・字間(重要度:★★☆)
全体に対しての字の位置です。楷書の場合は、中心を揃えること、字間(字と字の間隔)が整っていること、読点の後は少し空けることが原則です。その他、文の内容によって、微妙に字間を調節して言葉を強調したりなんてこともしますが、初心者の場合はそこまで考えることもないと思います。初心者の場合は、中心を揃えるのが最優先(★★★)ですが、あまり大きく不自然でなければ細かな意識はまだしなくていいと思うので、★2つにしてます。でも、布置や字間が狂うと目立つので字形についで注意します。

・書きぶり(重要度:★☆☆)
書きぶりは、系統の先生のクセのようなもので、線のニュアンスや書いた字の雰囲気程度のものです。これは、好みによって選ぶものですから、ぶっちゃけ二の次でいいです。もちろん、その流派の先生の書きぶりが好きで選んだりするわけですし、書きぶりの違いが作品の味になったりするので大事なのは大事かもしれませんが、初心者が少々真似てもその通りになかなか書けるもんじゃないし、もっと他に大事なことがあるということです。先生のお手本を見て書いてるうちに、自然と身につくもの・・・くらいに思った方がいいです。字形とは違いますから、よく系統の三体字典を見て、「○○系統では、ごんべんはこう書く」とかいう話を見聞きするけれど、それは字典を書いた先生が、たまたまその字形を選んだだけで、系統や流派で字形が変わるということではありません。むしろ、流派の違ういろんな字典を見て、一般的な形、特殊な形の区別を身につけることの方が大事です。

とまぁ、今回はこのくらいで・・・m(__)m


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本ブログは、私の趣味の記録です。趣味の勉強ノートと割り切ってるので、お見苦しい個所も多々ありますが、よろしければご笑覧ください。
このブログは、2013年6月より開始しております。
2013年3月からパイロットペン習字通信講座を開始しました。
2013年7月から競書誌ペン時代を始めました。
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