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【パイロット】課題研究:初心者昇級への道(2016年2月課題)

パイロット2月の課題研究、楷書編です。

今月は、以外と注意点が多いので、急いで書きます。

今月の級位認定課題は、「娘は父親似で、絵の才能に 恵まれています。」です。

わかくさ通信の「課題の注意点」
・「似」は、7画で書きます。
・「才」の3画目は、縦画より少し出ます。
・「父」「才」は、画数少ないので小さ目に!

誤字・脱字・規定外注意報!
・〇「娘」ですよ!×「ムスコ」じゃないですよ!
・〇「娘は父親似で、」です。×「娘は、父親似で」と打ってしまわないよに!
・〇「恵まれています。」です。×「恵まれている。」とか勝手に変えないように!

では、漢字単体で・・・

【娘】
部首:おんなへん
娘

前回に引き続き、おんなへんの字です。おんなへんに対して、旁の「良」が縦長なので、おんなへんの位置は上へ合わせて、「良」の方が下になります。

おんなへんの2画目は、3画目のヨコ画より上へ出るかどうかですが、本来は「出ます」。
Cap3P9SUUAAo1xW.jpg
小学校での指導も出る形になっています。しかし、これまでの慣習で、出ない書き方も一般的になっているので、他系統のものを見ても出てないものも多く、出る・出ない両方とも許容の書き方となっているようです。どちらも「誤字ではありません」。文字の成り立ちを考えると、出来れば出した方が良いというくらいです。

「良」の下のハネ・ハライの個所は、角度、長さ、最後の止めて払うを注意しましょう。

【父】
部首:ちち
父

画数が少なく簡単な字ですが、バランス良く書くのが難しい字です。書き順に注意すること。1画目より2画目の方をやや上に書き、左払いと右払いでも、左払いをやや上から入筆します。その分、右払いを下まで伸ばし、最後は止めて払いましょう。

【親】
部首:みる(見)
親

僭越ながら、この「親」に関しては、B系統三体をお手本にしない方が良いと思います。
親_鷹見
(鷹見芝香先生)
親_森
(ペン時代)
言い手本がないかと、少し探しましたが、上の二つも「ペン習字三体」よりはマシですが、イマイチです。B系統は、「親」が苦手なようです(´・ω・`)もっといいのがないか、引き続き調べますが、とりあえずはB系統三体の字の「見」を少し上に上げて書いておきましょう。

偏の書き方が、A系統・田中先生派とB系統・C系統派の2つがあります。前者は、5画目の「立」の最終画が短く、「木」のヨコ画の方が長いですね。江守先生の「楷書の基本100パターン」では、こう書くのが本来であることが説明されています。ただし、これもわが国ではB系統・C系統のように書いてきた経緯があるので、どちらも許容の範囲となります。それぞれの系統の書き方を踏襲しましょう。

【似】
部首:にんべん
似

7画で書きます。行書になると、画数が変わるので注意です。活字では、「にんべん」と「以」が同じ高さですが、書き文字では「以」の方が低く、上下に空間ができます。バランス良く書きましょう。

【絵】
部首:いとへん
絵

初心者泣かせの「いとへん」です。いとへんは、6画で書きます。1画目と2画目は、並行になるように、また上の部分が大きくなるように書きましょう。入筆はトンと打ち込みます。4画目から6画目の点は、向きに気を付けて斜めに上がるように打ちます。偏に対して、旁が横長の「会」になるので、偏と旁のバランスに注意します。「会」の「ひとやね」の部分は、左払いの方を少し出します(最近の小学校では出さなくてもイイとか教えてるらしい・・・ひとやねじゃない(--;)。右払いは、止めて払います。「会」が「いとへん」よりも下へ出ないように注意です。


【才】
部首:て(手)
才

部首は、「手」なんだそうです。字の元が手なんでしょうね。この字もB系統三体の字は真似ない方がいいです。C系統が綺麗ので、C系統のを借りましょう。画数少ないし、あまり問題はないと思います。

3画しかないのでバランス難しいですが、横画は右を長くなるように書きます。入筆を打ち込まないと締まりがなくなります。タテ画は「まっすぐ書きなさい!」と指導する流派や先生もいますが、まっすぐでもやや傾斜させても構いません。3画目は、少し下から2画目より少し出して左へ払います。タテ画の長さと、左払いの角度と長さでバランスが変わりますので、いろいろ書いて練習しましょう。


【能】
部首:にく(肉)
能

部首、肉って・・・どこが?(´・ω・`)
この字は、よく書く字でもありますが、これが今回は悩ましい字です。旁側の「ヒヒ」の部分をどう書くのかです。

江守先生によると、「ヒ」には次の2パターンがあります。
ヒ
左は、「あいくち」の形です。横画を矢印の方から払うように書いて、最後はハネます。「化けるは、あいくち」と昔は教えたそうで、「化」は「あいくち」で書きます。
右のパターンは、「比」の旁や「北」の旁に使われる形です。「あいくち」とは元々別の字です。

ただ、活字やなんかでは、これらが混同されたデザインになっていたりして、よく間違われます。

問題の「能」の字はどう書けばいいのか。書道字典で調べると・・・
能_書道字典
なんと!実は「能」の字は、元々「ヒヒ」の形じゃなかったということが判明します。この書道字典の形は行書では書きますが、楷書ではこうは書きません。どうやら、この字も楷書や後世になってから作られた形のようです。

では、「匕」「ヒ」のどちらで書けばいいのか!?これも江守先生の筆順辞典でこのようにありました。
能_許容
どうやら、「匕」で書いても、「ヒ」で書いてもどちらも許容の字だそうです。江守先生の推奨は、ご覧の通り同じ形が連なる場合は、単純な形の方、つまり右の「ヒ」の形で書いた方が良いとのことですが、そう書いているのはA系統江守先生だけです(~_~;)
今、「書き順」で調べると主流で書かれているのは、両方「あいくち」で画書き方のようです。B系統をはじめC系統・田中先生も、上が「ヒ」で下が「あいくち」みたいに書かれていますが、書き方としては上下両方「あいくち」の書き方で書くことになります。なんてややこしいんだ!?"(-""-)"

【恵】
部首:こころ「心」
恵

うーん、この字もB系統の三体の字は真似ない方が良いようです(´・ω・)下の「心」部分がね・・・「心」は、他系統の形を参考にして、2画目のハネを内側の点に筆脈が繋がるようにハネましょう。
書き順ですが、下のいずれでもOKです。
恵_筆順
一番右が小学校で教える書き順のようですが、どの書き方でも間違いではありません。


ふぅ・・・ややこしいところは、引き続き文字拾いをしてみますが、とりあえず注意点を確認したところまで・・・。






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本ブログは、私の趣味の記録です。趣味の勉強ノートと割り切ってるので、お見苦しい個所も多々ありますが、よろしければご笑覧ください。
このブログは、2013年6月より開始しております。
2013年3月からパイロットペン習字通信講座を開始しました。
2013年7月から競書誌ペン時代を始めました。
2015年4月から競書誌ペンの光を始めました。
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