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課題研究:「製」の字の分析

今月の級位認定課題の「製」の字について、先生方のお手本でも字形にばらつきがあり、形臨も難しいですね。

そもそも「製」の字なんて、古典や書のお手本になるような文章では、なかなか出てこない漢字です。
きっと、よく出てくる漢字とそうでない漢字では、先生方の間でも書き方のスタンダードがあまりないのかもしれません(^^;

自分で書いてみても、バランスが難しい今回の難関字の1つです。
書いてみました。
製失敗1
失敗例1:なんか、変です(^^; 頭でっかち?

製失敗2
失敗例2:よくお手本を見て・・・んー、ちょっぴり良くなったでしょうか?
でもまだ、少しバランス悪いです。

何が悪いのか、ちゃんと分析してみます。
といっても、確か、先生方のお手本もバランスがマチマチでした。

製の列挙
(左から:B系統「書き込みペン習字」、B系統「ペン習字三体」、
     A系統「改訂 ペン字常用漢字の楷行草」、
     C系統「常用漢字の六体」より)

一番左の「書き込みペン習字」と3番目の「改訂 ペン字常用漢字の楷行草」はバランス良く見えますが、「ペン習字三体」と「常用漢字の六体」は、少しバランス悪く見えます(先生方、ごめんなさい汗)。

違いを分析してみました。

製分析1

やはり、バランスの悪さは、上の「制」と下の「衣」のバランスですね。
文字全体のバランスが長方形に近いほど、きれいに見えます。
下の「衣」の3画目と最後6画目の左右のハライを上の「制」の幅と同じにするとバランスが取れそうです。

製の分析2
あと、先生方に共通してるのは、「衣」の4画目のハネの方向と長さです。
他の字のハネは、先生方や文字によって様々だったりしますが、この下衣については右上45度に大き目にハネてます。

あと、上の「制」の字の「りっとう」の左の短い縦線をできるだけ偏側に寄せて書くと最初の失敗例のような「バラバラ感」が無くなりそうです。

【「製」の字のポイント】
1.「りっとう」の短い画を偏と離さない。
2.「衣」の左右のハライは、「制」と同じ字幅になるように払う。
3.「衣」のハネは、右上45度に大きくはねる。


以上を注意して、書いてみました。

製成功

かなり良くなった気がするのですが・・・どうでしょう?





【追記】
初心者な私はもちろん楷書だけですが、参考までに行書も並べておきます。

行書の製
(左から:B「ペン習字三体」、B「書き込みペン習字」、A「改訂 ペン字常用漢字の楷行草」、C「常用漢字の六体」より)
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