【パイロット】課題研究:初心者昇級への道(2018年3月課題)
また、遅くなってしまいました(´Д`)パイロット3月の課題研究楷書編です。
今月の課題は、「菜の花を飛び交う蜜蜂に、 陽光が注いでいる。」でした。
わかくさ通信の「課題の注意点」
・「菜」の4~7画「ツ」の部分は、同誌面のチェックポイントを参照しましょう。
・「飛」の筆順に注意!
・「蜜」の誤字に注意!
誤字・脱字・規定外注意報!
・○「蜜蜂」ですよ!三体に載ってないからって×「密蜂」にしたらいけません!
・○「注いでいる」です。×「注いでる」とかにならないように!
では、漢字比較に・・・

「菜」は、意外と難しいですね。上のパーツと下の「木」の部分と、しっかり詰めて書かないと全体が大きくなってしまいます。かといって、上のパーツを詰めすぎると字が潰れて見えます。慎重に書きましょう。
「花」も、初心者には意外と難しいです。私はいまだに苦手漢字です(´・ω・`)今回は苦手漢字が多い。「イ」と「匕」の間を適度に空間を取ること、そして「匕」の下部が「イ」より下にならないように注意します。
「飛」は、初心者には超難関漢字の1つです。私も苦労した覚えが・・・。書き順は、赤で書いた通り、左の「イ」の形よりも先に真ん中のタテ画を書きます。中の空間が均等になるように。右側のタレ?の部分は、下の方を心持ち大きく。こちらも参照してください。
「蜜」「蜂」は、A系統、B系統の三体字典には載っていません。この二字は、2004年に常用漢字に追加された字です。C系統の「改訂常用漢字の三体」には、追加漢字として載っています。「蜜」は、上のうかんむりと「必」の部分を上手く書かないと下の「虫」とのバランスが取れません。「蜂」は、旁の方の左右の払いと中心を通すことを意識しましょう。
「陽」も初心者には、難しい(´Д`)難しい字だらけや。こざとへんの書き方に注意します。「こざと」と「おおざと」の違いは、下部が小さいか大きいかです。旁の「易」が大きいので、「こざと」の方は、控えめに書きましょう。「易」の下部の払いは、微妙に角度を変えて放射状になるように。
「光」は、つい大きく書いてしまいがちですが、他の字と比べると画数が少ないので、周りの字と見比べながら字粒を抑え気味に書くと良いと思います。
「注」の字は、旁の「主」の下部がさんずいより下にならないように書きます。
「蜜蜂」が画数多いので、大きくなってしまってる方も多いと思います。画数が多い字は、必然的に大きくなるのですが、大きくなり過ぎると浮いてしまいますので、抑え気味に書いた方がいいかもしれません。
【ワンポイント講座】
中心をそろえるのも、初心者にとっては、いや上級者にとっても重要ポイントのひとつですが、難しいです。多くの人は、中心線をひいたり、中心線を書いた下敷きを使ったりしてると思いますが、気を抜くと中心線があっても歪んでしまいます。
私の場合、こんな中心線を入れた自作練習用紙で練習しています。

見えにくいかもしれませんが、行の真ん中に点線で中心線を入れてます。
中心線を引いてるのに、書いたあとよく見てみると中心がずれている・・・なんてことがよくあります。書いたものを遠くから見たり、写メを撮ってみるとよく分かるので確認しましょう。
中心線を引いているにも関わらず、中心がずれてしまう原因は、次の通りです。

書き出しは、中心線を意識して書いていても・・・
字の形は、それぞれで違うので、たとえばこんな風に右払いのある字などは、どうしても右側にはみ出る形になります。
じゃあ、字粒のことも考えて、左右にも線を引いてはどうか・・・

これも1つの手ではあるのですが、この両再度の線にとらわれ過ぎると、今度はヨコ画や左右の払いが控えめになってしまって、字が方形の活字のような形になってしまうことがあります。サイドに補助線を引く場合は、あくまで目安で、字によっては再度の線をはみ出してヨコ画や左右の払いを大きく書く字もあることに注意します。
あと、サイドの補助線を引く場合も引かない場合も、上のように左に合わせると(字の書き順として偏が先なのでどうしても字の左側を揃えてしまいがちになります)、全体で見た時にズレて見えてしまいます。
左側をそろえるのではなくて、下のように、一字一字の形が違うことを意識して書くのが正しい中心の揃え方だと思います。

汚いですが・・・(~_~;)実際は、こういうイメージ。
伝わるかな?もうちょっと丁寧に書けばよかった・・・(~_~;)時間がないのでお許しを。
今月の課題は、「菜の花を飛び交う蜜蜂に、 陽光が注いでいる。」でした。
わかくさ通信の「課題の注意点」
・「菜」の4~7画「ツ」の部分は、同誌面のチェックポイントを参照しましょう。
・「飛」の筆順に注意!
・「蜜」の誤字に注意!
誤字・脱字・規定外注意報!
・○「蜜蜂」ですよ!三体に載ってないからって×「密蜂」にしたらいけません!
・○「注いでいる」です。×「注いでる」とかにならないように!
では、漢字比較に・・・


「菜」は、意外と難しいですね。上のパーツと下の「木」の部分と、しっかり詰めて書かないと全体が大きくなってしまいます。かといって、上のパーツを詰めすぎると字が潰れて見えます。慎重に書きましょう。
「花」も、初心者には意外と難しいです。私はいまだに苦手漢字です(´・ω・`)今回は苦手漢字が多い。「イ」と「匕」の間を適度に空間を取ること、そして「匕」の下部が「イ」より下にならないように注意します。
「飛」は、初心者には超難関漢字の1つです。私も苦労した覚えが・・・。書き順は、赤で書いた通り、左の「イ」の形よりも先に真ん中のタテ画を書きます。中の空間が均等になるように。右側のタレ?の部分は、下の方を心持ち大きく。こちらも参照してください。
「蜜」「蜂」は、A系統、B系統の三体字典には載っていません。この二字は、2004年に常用漢字に追加された字です。C系統の「改訂常用漢字の三体」には、追加漢字として載っています。「蜜」は、上のうかんむりと「必」の部分を上手く書かないと下の「虫」とのバランスが取れません。「蜂」は、旁の方の左右の払いと中心を通すことを意識しましょう。
「陽」も初心者には、難しい(´Д`)難しい字だらけや。こざとへんの書き方に注意します。「こざと」と「おおざと」の違いは、下部が小さいか大きいかです。旁の「易」が大きいので、「こざと」の方は、控えめに書きましょう。「易」の下部の払いは、微妙に角度を変えて放射状になるように。
「光」は、つい大きく書いてしまいがちですが、他の字と比べると画数が少ないので、周りの字と見比べながら字粒を抑え気味に書くと良いと思います。
「注」の字は、旁の「主」の下部がさんずいより下にならないように書きます。
「蜜蜂」が画数多いので、大きくなってしまってる方も多いと思います。画数が多い字は、必然的に大きくなるのですが、大きくなり過ぎると浮いてしまいますので、抑え気味に書いた方がいいかもしれません。
【ワンポイント講座】
中心をそろえるのも、初心者にとっては、いや上級者にとっても重要ポイントのひとつですが、難しいです。多くの人は、中心線をひいたり、中心線を書いた下敷きを使ったりしてると思いますが、気を抜くと中心線があっても歪んでしまいます。
私の場合、こんな中心線を入れた自作練習用紙で練習しています。

見えにくいかもしれませんが、行の真ん中に点線で中心線を入れてます。
中心線を引いてるのに、書いたあとよく見てみると中心がずれている・・・なんてことがよくあります。書いたものを遠くから見たり、写メを撮ってみるとよく分かるので確認しましょう。
中心線を引いているにも関わらず、中心がずれてしまう原因は、次の通りです。

書き出しは、中心線を意識して書いていても・・・

字の形は、それぞれで違うので、たとえばこんな風に右払いのある字などは、どうしても右側にはみ出る形になります。
じゃあ、字粒のことも考えて、左右にも線を引いてはどうか・・・

これも1つの手ではあるのですが、この両再度の線にとらわれ過ぎると、今度はヨコ画や左右の払いが控えめになってしまって、字が方形の活字のような形になってしまうことがあります。サイドに補助線を引く場合は、あくまで目安で、字によっては再度の線をはみ出してヨコ画や左右の払いを大きく書く字もあることに注意します。
あと、サイドの補助線を引く場合も引かない場合も、上のように左に合わせると(字の書き順として偏が先なのでどうしても字の左側を揃えてしまいがちになります)、全体で見た時にズレて見えてしまいます。

左側をそろえるのではなくて、下のように、一字一字の形が違うことを意識して書くのが正しい中心の揃え方だと思います。

汚いですが・・・(~_~;)実際は、こういうイメージ。
伝わるかな?もうちょっと丁寧に書けばよかった・・・(~_~;)時間がないのでお許しを。
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