【パイロット】課題研究:初心者昇級への道(2017年4月課題)

もうわかくさ通信の届くころですが・・・(^^;
パイロット課題研究楷書編です。

4月の課題は、「例年より早く、庭先のバラが 美しく咲いている。」です。
方形の字が多く、外形は比較的整えやすい気がしますが、カタカナのバラや2行目とのバランスがポイントな気がします。

わかくさ通信の「課題の注意点」
・画数の多い漢字は大きめに、少ない漢字は小さ目に。ただし、「例」が大きくなり過ぎないように!
・字粒の大きさは、漢字10:ひらがな8:カタカナ7の割合で!
・「庭」は10画で書きます!
・「る」の字形に注意!

誤字・脱字・規定外注意報!

・○「例年より早く、」です。×「庭先のバラが、」ではありません!
・「庭」の画数に注意!
・「美」の書き方にも注意!

IMG_20170430_0003.jpg 20170430漢字比較2

「庭」は、10画で書きます。間違うのは、「えんにょう」の部分ですね。「美」もよくわかくさ通信で誤字の注意を受ける字な気がします。「美」の部首は「ひつじ(羊)」です。「羊」に「大」です。
庭書き順 美

【ワンポイント講座】
初心者の方で、「ていねいに書きましょう」という注意を受ける方も多いかと思います。Twitterやブログなどの初心者の方の作品を見ていて、この「ていねいに」っていうのも、最初は分かりづらいのかもしれないと思ったので、簡単に・・・。

いろんなレベルの「ていねいに」がありますが、5級以下レベルで「ていねいに書きましょう」と注意される場合は、やはり点画に問題があるんだと思います。

丁寧
上の字は、下の字に比べると、やっぱり丁寧さに欠けるように見えます。下の字は何を意識して書いてるかというと、やっぱり「起筆・送筆・収(終)筆」です。よく、「トン・スー・トン」と表現されますが、「起筆・送筆・収筆」を意識しないで書く人の線のリズムは、「スッ」とか「シャッ」とかじゃないかと思います。

たとえば、払い1つとっても、
 にょう
上のように「さっ」と入るのではなく、下のように「入筆」部分があって、斜角があって、最後に払いと3パートからなります。

右払いの多くは、斜角の角度が違うだけで、基本的に同じです。
払い

ペン字の場合、あまり起筆や入筆を大げさにするとクドくなるので、見た目分かりづらいくらいにさりげなく書くのが良いと思いますが、気持ちはちゃんと「起筆(入筆)・送筆・収筆」があるんだと意識して書きます。そうすることで、「スッ」とか「シャ」じゃなくて、「トン・スー・トン」とか「スッ、スーーーッ、ス」とか字を書くリズムが出てきます。それが「字の勢い」になってくるんじゃないかと思います。

で、そう書こうと思うと、筆圧や一文字を書く速さも関係してくるので、順次必要なことが見えてくる気がします。

あと、句読点も、「ていねいに」ね・・・



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【ペンの光】2017年4月の清書

ペンの光4月の清書をしました(+_+)(←疲れたようです)
ごめんなさい、今回は毛筆競書と同様、やっつけ提出ですm(__)m

5月号が届いてます。規定部は昇試の結果待ちです。ここは変わってて、作品を提出したあとに受験料の請求がきます。5月19日以降に順次結果を個人に返送してくれるようです。仮名部は、昇格して3級となりました。

規定部
国_20170429_規定部
もちろん、20回くらいは書いて形整えたつもりです。いつもはこの段階からさらに修正箇所をチェックするのですが、今回は、これで終了(+o+)ちょっと見ただけでも「したごころ」とかペンの光の書き方じゃないし・・・。

仮名部
国_20170429_かな部
こっちは、さらに酷いのかも。全然分からないもんで、それっぽく書けた段階で終了(~_~;)

ちなみに、モザイクかけてますが、今回は落款印を押してます。こちらは、ペンの光で広告が出てるやつです。注文していたのが届いたので押しました。落款印お高いですよね(´・ω・`)いくつかお店でお値段聞いてみたのですが、1cm角くらいでゆうに1万円超えたりします。結局、ペンの光で新鋭作家さんに頼んだ方が安いということになりました。自分で良し悪しも分からないし、デザインについてもこだわりはないので、2.5分の白文でお任せ依頼にしました。

毛筆の半紙かな部門でも使えたら・・・と思っていたのですが、どうもやっぱり2.5分では小さい(´Д`)もう一回り大きいのをもう一本買うには、やっぱりお高すぎる・・・ということで、半紙用には篆刻セットを買って自分で彫ろうとしていますが・・・難しい(~_~;)

話が逸れました・・・ペンの光の記事だった・・・

とりあえず、次回冊子で自分の名前を探す楽しみだけは確保しました(+_+)





【独学毛筆】2017年4月の競書

書の教室4月の清書をしました。
ペンの光の昇段試験を書き終えて、すぐにパイロットの昇段試験も用紙が送られてきて、その合間に今月は本当に間に合わせに書いてしまいました(´・ω・`)提出を見送ろうかとも思ったのだけど、次回の誌面に名前が載らないのが寂しいので・・・

と、その前に5月号が届いています。
今月号は、昇段試験シリーズ第3弾の半紙漢字部門の昇試発表です。結果は・・・なんとか入段してましたε-(´∀`*)ホッさすがに、添削も何も受けずなので毛筆の昇格はホッとします(^^;後日、例のごとく成績表が送られてきました。
seiseki2.jpg
97位(^▽^;)あまりいい成績とは言えません。やっぱりよく分からず書いている草書や行草体は点数低いです(+o+)

半紙仮名部門は、昇級して6級に、一般硬筆部門は今月号でまた昇段試験の発表が・・・(+_+)昇段試験地獄や。もーいや(;´Д`)

では、4月の清書です。
教室_20170427_漢字 
前回と同じく高貞碑で書こうかと思ったのですが、難しくて(´・ω・`)趙孟頫の赤壁に逃げました。逃げてもあまり変わらないのですが・・・まだ行書だと誤魔化しが効くので(←おい)

教室_20170427_かな
半紙仮名部門は、ひきつづき変態がな(いや変体)の「いろは」の続きです。前回よりはマシに書けたかな?毛筆のかなは、ヘタッピでも思い切ってそれっぽく書くとカッコよく見える気がします。

教室_20170426_硬筆
で、一般硬筆部門です。ごめんなさい、無謀な一発勝負書きです(+_+)彼方此方ダメですが、今回は出品したというだけです。

出してから気になったのですが、「さ緑」ってなに?(~_~;)「早緑」で若葉の緑のことだそうです。


【パイロット】七段になれなくて( ノД`)(2017年4月編その1)

パイロットを始めて5年目に突入しましたが・・・

きたよ!きたきた~!お義母はん、来ましたえ~!(←何ですか?(ーー;)

パイロット七段昇格試験の案内です\(^o^)/
IMG_5987.jpg

ご存知の通り、パイロットでは七段が最終段位ですが、六段から昇格するにはこの昇格試験を受けなければなりません。受験資格は、現段位が六段の人で、過去10回以上課題を提出していて、六段で3回以上天位に入っていることです。もちろん、毎回提出していますし、六段に上がってから3回以上天位に入っていますので、うちにも届いたわけです\(^o^)/

噂には聞いてましたが、この案内は、パイロット受講者でも選ばれし者しか見ることのできない、超レアアイテムです(´ー`)もう見れただけで満足・・・(←いいのか?)

これを記念して、昇段試験の新シリーズ「七段になれなくて( ノД`)」を掲載します(←もう落ちる気満々やん)。

何しろ、過去実力者たちが受験しても「該当者なし」という非道な結果も当たり前という、超難度のラスボスですから、「七段になりたくて」と書きたいところをつい先を想像して「なれなくて( ノД`)」になっちゃいました。

まぁ、難度の高い試験は、何度も受けて試験慣れすることも大事だといいますから、今回は受けることができるだけで\(^o^)/とします。

受験要領は、今月のわかくさ通信で発表されています。
π_20170418_告示

この昇段試験は、4月と9月に実施され、どちらも硬筆書写技能検定1級の第5問の創作作品問題に準拠しています。

4月は現代詩か漢詩、9月は和歌か漢詩のいずれかを選びます。
締め切りは、5月12日です・・・えー(+o+)時間短い!

今回の課題は、こちら。
π_20170418_問題

aは文部省唱歌「牧場の朝」より1番、bは王維の漢詩(五言絶句)「鳥鳴澗」です。

さて、どっちを書いた方がいいのか・・・漢詩の方が苦手なひらがながないし、文字数も少ない・・・けど、実際の検定では漢詩が一番得点率がみな低いらしいし・・・んー(´・ω・`)
ちょっと試し書きしながら、考えたいと思います。

(つづく・・・たぶん)



【パイロット】2017年4月のお稽古

やっとこ、パイロット4月のお稽古の準備です(+o+)

わかくさ通信がずっと前に届いています(+_+)
第419回級位認定(「外出する際には・・・」)の結果は、なんとか天位でした。最近、これくらいのクォリティで書けば、ギリ天には入れるかな、というコツがなんとなく分かってきた気がします。書きやすい課題だったので、やっぱり皆さん上手に書いてきてらっしゃる。級位クラスも昇格された方が多かったようですし、三段以上は、人位はいませんでした。

昇格された方、遅ればせながらおめでとうございますm(__)m

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4月入会で初めてこちらに来られた方のために・・・
当ブログは、ヘッタッピから始めた私の勉強ノート代わりのブログです。一部の方にご好評いただいたので調子にのっていろいろ書いてますが、基本は独学独断のノートを後悔公開してると思ってあたたかい目で見てください。

パイロットの記事は、次の構成で記事をアップしています。
・当月のお稽古(準備編)
・初心者昇級への道!(初級の方向け級位課題の楷書研究)
・昇段を目指せ!(中・上級者向け級位課題の行書研究)
・当月のお清書(私の清書を晒してます)
以前は、添削されたものも載せていましたが、最近はおサボりです。
すべて、私のペースでアップしてますので、時には掲載がギリギリになったり間に合わなかったりすることもあります(^^;ご容赦ください。

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さて、新年度で沢山の新規入会を迎えての今月は、「かな」を学びます。
添削課題は、初級が101、中級が201、上級は301です。
B系統初級の課題は、こちら
B系統中級の課題は、こちら
B系統上級は、こちらです
私は、今年も上級の課題を書いていきます。
301_B_201704181232535fd.jpg
むきー!古筆の連綿(>_<)たぶん、今年もいっぱい直されて、同じこと注意されそう。

級位認定課題は、「例年より早く、庭先のバラが 美しく咲いている。」です。
朝顔は、今年も育てる予定ですが、バラは育てませんよ!(-ω-)

とりあえずの自作手本は、こちら。
自作手本1

切り出した字が、縦長のものが多くて、1行目が窮屈になっていますが、ほどほどに調整すれば入るはずです。書きながら調整します。



【ペンの光】昇段試験を出しました

ペンの光の五段→推薦の昇段試験を提出しました(´・ω・`)←なにその顔?

疲れました(+_+)今月は、他に何も手がついていません。パイロットのお稽古も記事をサボってるわけじゃなく、まったく手をつけていないのです。

ホントにここの競書は、神経やられます。自信も打ちひしがれます。もともとヘタッピで、カッチリした字なんて書けないので、ここの字は一生書けそうにありません(;´Д`)人間、やっぱり向き不向きがある。ここの字は確かにカッチリしていて綺麗に見えるかも知れませんが、誰でもマスターできるわけじゃないと思う(+_+)

さて、とにかく出したので、載せておきます。

第1問 漢字の楷・行書
国_20170418_昇1
書けば書くほどに悩ましい(´Д`)

第2問 行書の縦書き文
国_20170418_昇2
きっと何かを見落としてる(;一_一)

第3問 横書き文(書体随意)
国_20170418_昇3
鬼門の横書き(/ω\)

普段の競書が単に上手い人多すぎてインフレ起こしてるだけで、昇試はもっと寛大・・・ということでもなければ、受かる気がまったくしません(´・ω・`)

たとえて言うなら、ガミラス艦隊を無傷で蹴散らすくらいの力がないとイスカンダル行っちゃダメ!みたいに言われてる気がする(~_~;)(←なんだそれ)いいですよ、僕はボロボロになりながら、やっとこイスカンダルを目指すので・・・(。´・ω・)プイ(←だいぶ壊れてるようだ(ーー;)

発表は、5月中旬以降に通知が来て、7月号誌上で発表されるようです。



【ペン時代】2017年3月の清書

3月末に、ペン時代4月号が届きました。

4月号、4月号・・・そうです、昇段試験の結果発表です!

【ペン時代】昇段試験を受けるのだ!(四段編)
【ペン時代】昇段試験を受けるのだ!(四段編その2)
【ペン時代】昇段試験を受けるのだ!(四段編その3)
【ペン時代】昇段試験を受けるのだ!(四段編その4)


結果は、なんと優秀作品で昇段しました\(^o^)/祝
これでやっと五段になったわけですが、ここからは毎年1度の試験を受けないと昇格しません。なんだか級位~初段、初段~四段までは芝風会でもまだ低学年もしくは見習い、五段以上は下っ端の下っ端ながらやっと芝風会の門弟にしてもらえた・・・そんな感があります(>_<)

いや、それよりもなによりも長かった(;´Д`)前回の昇格は、平成28年、昨年の1月でしたから、実に1年3カ月ぶりの昇格です(TOT)この間、競書は欠かさず出品していたわけですが、ペン時代の競書発表は、各級位で支部別に名前が列挙されるだけで、成績順ではありません。つまり「あなたは出しましたね♡」って言ってくれるだけなのです。それだけを心の支えにして一年間提出し続けてきました(´Д`)

ペン時代では、特選から初段に上がるための試験は、1月号と9月号の年2回ありますが、それ以上の段位の試験は年1回10月号の試験しかありません。初段試験を1月号で受けると、結果発表が6月号、そこから10月号に間に合うように四段まで昇格しておかないと、その次の年まで試験はお預けになってしまうのです(T_T)実力をお持ちの方は、タイミング逃さないようにご注意を!

さて、今月の清書です。
森_20170407_四字熟語

いつもの四字熟語です。なんとなく、いつものレベルで書けてますが、昇段してついにいよいよ五段となったので、もっと細部に注意して書かないといけません・・・いけないのですが・・・次に控えているペン時代の昇段の練習も気になって(´-ω-`)今回は、これくらいで許してください(←いつもそんなこと言って(-"-))

森_20170407_タテ書き

で、もう1つ、今回もタテ書きで。芝風会のこういう課題、好きです。書いてて楽しい♪上手いか下手かは別にして・・・。

どっちを競書で出して、どっちを自由出品で出すか、どっちでもいいんですが、惰性で四字熟語を競書として出してます。まぁ、昇格はまた10月の試験までないので、どっちで出してもいいようなもんなんで、いつも通り四字熟語を競書出品、タテ書きを自由出品で出します。



【パイロット】2017年3月の清書

パイロット3月の清書をしました。

5年目最初の提出です・・・が、思ってたより苦戦しました(´・ω・`)(←課題研究では、比較的簡単とか言ってたくせに!)連綿が思った以上に上手く書けず・・・。

途中、何か今までと違う工夫を盛り込もうと少し足掻いてみたのですが、あまり上手くいかず、結局いつも通りになったのですが、清書の段になってなんだか調子が上がらず、集中力もどこかへ(´・ω・`)あまり気持ちのいい清書にはなりませんでした。

π_20170406_添削
添削課題です。先月までならこれでもいいやと思って出したのですが、先月の漢詩の添削結果で細かなご指摘をいただいて、今月はもうちょっとなんとかしようと思ったのですが・・・ご覧の通り粗だらけの結果に。赤が入るところが目に見えます。

そして、級位認定課題・・・
π_20170406_級位認定

先月の「外出する際には・・・」では、まぁまぁ気持ちよく清書ができて、ぎりぎりでも天位に入るだろうと思えたのですが、今回は気持ちよく書けず、天位に入れる気がしません。パッと見悪くもないとは思うのですが、現段位でいい評価をしていただくためには、これじゃ何かが足りない気がします。良い評価をしてもらう要素もないし、最後の連綿に関してはマイナス評価になりそうです(´・ω・`)みんな上手く書いてるだろうな・・・



初心者昇級への道!番外編(楷書の基礎)

昨日の記事や楷書編の説明中の「基本点画」だとか「字形のポイント」だとかが難しいというご意見をいただいたので、楷書の基礎について書いておきます。
たぶん、独学の方では用語に慣れていないだけで、すでにご存知のことだとは思うのですが、おさらい確認しておきましょう。

■楷書で学ぶこと
字は誰でも書けちゃうので、「お手本見て、綺麗に書けばいいんでしょ?」と思っちゃうのですが、確かにそれで書ければいいわけですが、そんな単純なことなら誰も習わないし、参考書も要らないって話になっちゃいます。やっぱり基本的な考え方や習い方があって、先生はそれを習得できてるかどうかを見ています。

少し体系だったテキストとして、たとえば
・狩田先生の「ペン字精習(上)」
・佐藤先生の「ペン習字のすべて」
などお手元のテキストをご覧ください。

だいたい、どんなテキストでも
・ひらがな・カタカナ
・漢字の楷書
・漢字かな交じり文(調和体)の書き方
を習うことになっていてます。

その中でも漢字の単体を習う楷書の解説では、概ね次のような構成になっています。

(1)楷書とは(楷書の説明と書き順など)
(2)楷書の基本点画
(3)楷書の字形の整え方(字の外形とパーツの書き方のポイント)


(1)は知識なので読んで知るだけです。
(2)(3)は、実際に書くための「技術」の話しで、「楷書の練習」なります。


(2)楷書の基本点画
「点画」というのは、字を構成する「点」や「線」のことです。

たとえば、「町」という字
町_1

ただ単に線を繋いだだけでは、「字が書ける」だけでペン習字ではありません。

「田」を構成する線(画)
田
「田」という字も、縦画(じゅうかく)、横画(おうかく)、転折(てんせつ)と言った「画」で構成されています。単に線を書けばいいというわけじゃないわけです。

「丁」
丁

たとえば、横画1つとっても、起筆、送筆、終筆の3つの部分から構成されています。
横画

「点」1つとっても書き方があります。

こういう点や線の書き方を「基本点画」といいます。
よく「永」の字には、8つの基本の点画が含まれているとかいって、永字八法と呼んでますね。
楷書の練習では、まず実際の字を書きながら、この「基本点画」を学びなさいと言うわけです。
「ペン字精習(上)」では、pp.38~44まで、この基本点画を説明しています。

(3)楷書の字形の整え方
基本の点画が書けても、次のようなのでは綺麗な楷書になりません。
町3

線はそれっぽく書いても、字全体として形が崩れたり、正しい書き方をしていないと綺麗に見えません。

字形の整え方は、次の2つが重要です。
1.字の全体の形
2.パーツの書き方

たとえば、上の「町」は字全体の形もパーツの書き方もダメです。
まず、字全体の形を整えます。
町4
だいぶ、「町」らしくなりましたが、これでもまだダメです。

田2
ちゃんとパーツにもそれぞれ古来の書き方のルールがあって、つけるところはつける、離すところは離す、出すところは出す、止めるところは止める、といったルールを守る必要があります。

基本点画とともに、この「字全体の形」と「パーツの書き方」を習えてるかどうかが、「ペン習字の楷書を習う」ということです。「字形のポイント」というのはそういうことです。

「ペン字精習(上)」では、pp.45~62に書かれています。パイロット漢字編pp.8~23、基本パターンについては江守先生の「楷書の基本100パターン」が詳しいです。もちろんパターンに載ってないものもありますが、基本が身につけばお手本を見て、自分で気づくことができるでしょう、ということですね。
町2


実際に課題を書くときには、さらに「字の大きさ(字粒,じつぶ)」「字と字の綺麗な並べ方・配置(布置,ふち)」などを考える必要がありますが、それはテキストでいえば「漢字かな交じり文(調和体)の書き方」という別の話になります。



【パイロット】ペン習字講座を受講して(4年目のまとめ)

というわけで、まだ3月課題の清書もしてませんが、昨日届いたわかくさ通信の発表で、無事4年目が修了しました\(^o^)/

最後の級位認定、第419回級位認定(「外出する際には・・・」)の結果は、なんとか天位に入りました。やっぱり今回は、書きやすかったようで、上級では「人位」はいません。初級でも昇級された方が多かったようです。

昇格された皆さん、おめでとうございます\(^o^)/

ついに4年目が修了して、毎年言ってますが、ここまでこれたのも、当ブログをご覧いただいてる皆さんやTwitterの先輩・同好の方々のお蔭でございますm(__)mありがとうございます。5年目もどうぞよろしくお願い申し上げます。

4年目のまとめをしておきます。
1年目のまとめはこちら
2年目のまとめはこちら
3年目のまとめはこちら

期間:2016年3月~2017年2月
添削課題:上級課題(312-B~311-B)
級位認定課題
2016年3月  「生垣の新芽が目立つので、 春は近いでしょう。」
2016年4月  「中学生の長男は、九センチも身長が伸びました。」
2016年5月  「新幹線で、はじめて津軽へ 旅行する予定です。」
2016年6月  「来月、後輩が結婚するので 祝辞を頼まれました。」
2016年7月  「水泳部の友達は、県大会で いつも優勝していた。」
2016年8月  「夕立のあと、虹が二つ現れて みんな歓声を上げた。」
2016年9月  「コスモスの花は、風に倒されず 可憐に咲いている。」
2016年10月「紅葉のなかで、里山の古道を ゆっくりと散策する。」
2016年11月「郷里から届いた栗と茸で、 夕食を楽しんだ。」
2016年12月「ペン習字の練習を兼ねて、 年賀状を書こう。」
2017年1月  「自家製おせち料理の用意に、 家族が喜びました。」
2017年2月  「外出する際には、マフラーや 手袋などを忘れずに。」

4年目添削カード 
2回目の提出、301-Bから添削課題は上級に入りましたが、急に点数が辛くなっています。「上級なんだから、このくらいのつもりで行きなさい!」ということなんだと思います。
級位は、ついに天井に手が届きました。目標達成できた形です。

このカードだけ見たら、初級の方は「へっ、私と違って優秀でござんすね!(。-`ω-)どうせ、新7級とかから始まったんでしょ!」とか思うかもしれませんが、昨年も書きましたが、私の最初の提出は9級の最後から〇番目から始まりました。もちろん、〇=ひと桁です。そう、このブログは、ヘタッピがいかにして這い上がったのかの完全ドキュメントです(´・ω・`)

いや、すみません、死ぬほど時間を割いて頑張りました(;^ω^)まともな社会人がやってはいかんほどに・・・

確かに、新7級とかから始まって、とんとんと段位まで上がる方もいらっしゃいますが、今高段にいる人がみんなそうなわけじゃないです。むしろ、9級の最下層からはじめて、努力し続けた人の方が多いと思います。なので、「けっしてやって上がれないもんじゃない!」という気持ちが大事なんだと思います。

現在まで比較 

使用した主な筆記用具
1年目・・・パイロット デスクペン(モクメ) パイロットインクカートリッジ
2年目・・・プラチナ デスクペン(DP-1000AN)  プラチナボトルインク
3年目・・・パイロット万年筆 カスタム743  プラチナボトルインク
4年目・・・プラチナ デスクペン(DP-1000AN)  プラチナボトルインク

こうしてみると、今年だけでもだいぶ変わりました。


4年目を終えて

2年目から3年目にかけての1年に及ぶ昇格停滞期を抜け出せて、4年目は気持ちに余裕をもって書くことができました。「上がらずとも自分で納得のいく気持ちのいい清書」を心がけて書くことができました。1年目2年目のように、何百回と書くこともなくなり、回数は少ないけど考えて書くことができました。今年はとくに、自分のクセなのか作品全体がガチャガチャして見えるので、「ガチャガチャして見えないように」を意識して書きました。気を抜くとまたガチャガチャするんですが、清書の段階ではなんとかスッキリと見えるように書けてきたんじゃないかと思います。ピンチな回もありましたが、後半は概ねその時その時の実力が出せたかなぁと思います。

上級に上がってから、草書や創作作品の添削課題も入ってきて、そちらの方は分からないなりに書きましたが、まだまだです。最初のころは、草書の練習も少しやったのですが、夏の体調不良で力尽き、そのうちいろんな昇段試験が目白押しになって、添削課題を仕上げるだけで精一杯になりました。それでも、少しは変体がなとかも覚えたつもりですが、創作作品とか全然分かってません(´・ω・`)5年目は、なんとかやりくりしてそちらの方も頑張りたいです。

これまでの記事でも書いてきましたが、4年目で気づいたことを書いておきます。

・字は、手も使うけど頭も使って書く。
これは、昨年、「テーマを決めて練習する」という言い方で書きましたが、ただひたすらお手本を写す作業のような練習では上達は遅いと思います。ただひたすら書き込むにしても、「まっすぐな線がひけるように」とか「字形のポイントを掴むように」とか「基本点画をカッコよく書けるように」とか「ガチャガチャ見えないように」とか、その月その課題でのテーマを決めて、それをクリアするためにはどうしたらいいのか試行錯誤して考えて書くことが大事だと思います。とくに、独学では直接教えてくれたり、見せてくれたりする先生がいないので、試行錯誤・遠回りして気づくことが多いんです。遠回りするにしても、できるだけ早く気づけるに越したことはないのです。

・昇格は大事!
よく「昇格にとらわれずに、良い作品を書けるよう精進した方が良い」とか言います。確かにそうです。いくら段位が上がっても、「それがどうした!」ってことです。良い作品が書けるようにならないと意味ないのです。・・・確かにそうなんですが、それでもやっぱり昇格は大事だと思います。もし、昇格に意味がないなら、なんでわざわざ競書なんてやるのか?ってことになります。

昇格を目指すべき理由・効用としては、もちろん第一にモチベーションの維持です。人間なので目先のニンジンがなければなかなか頑張れるもんじゃありません(´Д`)ただし、ニンジン食べたら満足して怠けるのでは意味がなく、またニンジン食えないから頑張れないとなってもダメなわけで、それを戒めるための言い方として「昇格にとらわれずに」ということでしょう。

第二の効用は、昇格するために考えて、集中して努力できることです。もちろん、コツコツマイペースで努力することも大事ですが、昇格するためにどう書いたらいいかを考え、期限を切って集中することも物事の上達には大事なのです。締切り前などのプレッシャーが人間の集中力を倍増させることは、学問的にも証明されていることです。その結果、たとえ昇格しなかったとしても、短期目標にむかって集中したことが力になっていくと思います。

第三は、昇格したことによって、何が良かったのか考えて、良かったことを再現しようと努力できることです。独学の場合はとくに、月一回程度の添削だけで自分が書いたものの良し悪しを理解しないといけません。これは結構至難の業です(´・ω・`)年12回しか教えてもらえないのだから。だけど、1回昇格したら自分が悩んで試行錯誤した結果の答え合わせができて、これはただ教えてもらうよりももっと多くのヒントや自信に繋がります。昇格しなかったら、ダメだったことしか分かりません。昇格した時は、一番の勉強の機会だと最近思ってます。

なかなか上がらない時って、何がいけないのかもさっぱり分からず、でもマンネリな練習して同じような作品を書いちゃってる・・・という悪ループにはまってることが多いんだと思います。もちろん、試行錯誤してもなかなか手が追いつかない場合もありますが・・・。


・・・なんてことを考えさせられた4年目でした。
さて、5年目に突入します。5年目の目標は、草書や変体がなにもっと親しむこと、散らし書きや漢詩などの創作作品を見る目を養うこと、そしてできれば級位のゴールを目指したいと思います。

5年目も、どうぞよろしくお願いしますm(__)m


【パイロット】課題研究:昇段を目指せ!(2017年3月の課題)

またまた、ギリギリになってますが、パイロット課題研究行書編です。

「町会の役員を頼まれたので、 忙しくなりそうだ。」

昨日あたり、わかくさ通信が届いていると思います。前回の課題はやはり書きやすかったようで、皆さん好成績だったようです。今回の課題も、ひらがなの連綿の難しさはありますが、課題文自体は書きやすいのではないかと思います。上級では、バランス良く書くとともに、何か一工夫目を引くポイントを作らないと勝ち抜けは難しいかも。初級の方は、ひらがなを書き込めばチャンス回かも。


行書比較1 行書比較2

「忙」の書き方が三体では若干悩ましいかもです。他の系統の字なども参考にした方が良いかもしれません。

【連綿】
今回は、連綿ポイントもりだくさんです(+o+)

「まれたので」「しくなりそうだ」
前半は、「まれ」「たの」「ので」。
後半は、「しく」「なり」「そう」「うだ」。三字連綿も考えると悩みます。

あまり連綿を入れすぎると鬱陶しいので、2~3か所までに絞りたいですね。
「しく」の連綿が人気なようですが、意外と難しいのではないかと思います。昨日届いた4月号に「しく」の連綿の書き方が載っています。どうしてもという方は、4月号を参考にするのがイイかと。

連綿は自信ないので、最小限に抑えたい(´・ω・)
前半は「まれ」後半は「なり」「そう」あたりで書きたいと思います。ひょっとすると前半は入れないという選択も・・・。


【ペンの光】2017年3月の清書

ペンの光3月の清書です。

4月号が届いていて、1月号の競書の結果は・・・今回は、規定部、かな部ともに箸にも棒にもかからず(´・ω・`)まぁ、毎回何かあるわけにもいかない。

国_20170402_規定

規定部です。全然ダメな気します(+_+)だいぶ粘ったつもりですが、これじゃぁ、上位にはなりません。

国_20170402_かな

で、いつもどおり分けわからないかな部です。なんでここのかなのお手本はカクカクしたのばかりなんでしょう(´・ω・`)こちらは、いいのかどうかもさっぱり分かりません。でもまぁ、1月課題の結果も真ん中へんくらいにはいたので、ぜんぜんダメってこともなさそうです(´-ω-`)

さて、こんなのにかかずらわってる場合じゃなくて、規定部の昇段試験の練習をしないといけません(←「こんなの」っていった!(-"-))。昇段試験の締切りは4月20日なので、パイロットとペン時代の課題もさっさと仕上げて、追い込みたいと思います。



プロフィール

@Sai

Author:@Sai
ようこそ@Saiのブログへ!
本ブログは、私の趣味の記録です。趣味の勉強ノートと割り切ってるので、お見苦しい個所も多々ありますが、よろしければご笑覧ください。
このブログは、2013年6月より開始しております。
2013年3月からパイロットペン習字通信講座を開始しました。
2013年7月から競書誌ペン時代を始めました。
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