【パイロット】課題研究:初心者昇級への道(2017年4月課題)
もうわかくさ通信の届くころですが・・・(^^;
パイロット課題研究楷書編です。
4月の課題は、「例年より早く、庭先のバラが 美しく咲いている。」です。
方形の字が多く、外形は比較的整えやすい気がしますが、カタカナのバラや2行目とのバランスがポイントな気がします。
わかくさ通信の「課題の注意点」
・画数の多い漢字は大きめに、少ない漢字は小さ目に。ただし、「例」が大きくなり過ぎないように!
・字粒の大きさは、漢字10:ひらがな8:カタカナ7の割合で!
・「庭」は10画で書きます!
・「る」の字形に注意!
誤字・脱字・規定外注意報!
・○「例年より早く、」です。×「庭先のバラが、」ではありません!
・「庭」の画数に注意!
・「美」の書き方にも注意!

「庭」は、10画で書きます。間違うのは、「えんにょう」の部分ですね。「美」もよくわかくさ通信で誤字の注意を受ける字な気がします。「美」の部首は「ひつじ(羊)」です。「羊」に「大」です。

【ワンポイント講座】
初心者の方で、「ていねいに書きましょう」という注意を受ける方も多いかと思います。Twitterやブログなどの初心者の方の作品を見ていて、この「ていねいに」っていうのも、最初は分かりづらいのかもしれないと思ったので、簡単に・・・。
いろんなレベルの「ていねいに」がありますが、5級以下レベルで「ていねいに書きましょう」と注意される場合は、やはり点画に問題があるんだと思います。

上の字は、下の字に比べると、やっぱり丁寧さに欠けるように見えます。下の字は何を意識して書いてるかというと、やっぱり「起筆・送筆・収(終)筆」です。よく、「トン・スー・トン」と表現されますが、「起筆・送筆・収筆」を意識しないで書く人の線のリズムは、「スッ」とか「シャッ」とかじゃないかと思います。
たとえば、払い1つとっても、

上のように「さっ」と入るのではなく、下のように「入筆」部分があって、斜角があって、最後に払いと3パートからなります。
右払いの多くは、斜角の角度が違うだけで、基本的に同じです。
ペン字の場合、あまり起筆や入筆を大げさにするとクドくなるので、見た目分かりづらいくらいにさりげなく書くのが良いと思いますが、気持ちはちゃんと「起筆(入筆)・送筆・収筆」があるんだと意識して書きます。そうすることで、「スッ」とか「シャ」じゃなくて、「トン・スー・トン」とか「スッ、スーーーッ、ス」とか字を書くリズムが出てきます。それが「字の勢い」になってくるんじゃないかと思います。
で、そう書こうと思うと、筆圧や一文字を書く速さも関係してくるので、順次必要なことが見えてくる気がします。
あと、句読点も、「ていねいに」ね・・・
パイロット課題研究楷書編です。
4月の課題は、「例年より早く、庭先のバラが 美しく咲いている。」です。
方形の字が多く、外形は比較的整えやすい気がしますが、カタカナのバラや2行目とのバランスがポイントな気がします。
わかくさ通信の「課題の注意点」
・画数の多い漢字は大きめに、少ない漢字は小さ目に。ただし、「例」が大きくなり過ぎないように!
・字粒の大きさは、漢字10:ひらがな8:カタカナ7の割合で!
・「庭」は10画で書きます!
・「る」の字形に注意!
誤字・脱字・規定外注意報!
・○「例年より早く、」です。×「庭先のバラが、」ではありません!
・「庭」の画数に注意!
・「美」の書き方にも注意!


「庭」は、10画で書きます。間違うのは、「えんにょう」の部分ですね。「美」もよくわかくさ通信で誤字の注意を受ける字な気がします。「美」の部首は「ひつじ(羊)」です。「羊」に「大」です。


【ワンポイント講座】
初心者の方で、「ていねいに書きましょう」という注意を受ける方も多いかと思います。Twitterやブログなどの初心者の方の作品を見ていて、この「ていねいに」っていうのも、最初は分かりづらいのかもしれないと思ったので、簡単に・・・。
いろんなレベルの「ていねいに」がありますが、5級以下レベルで「ていねいに書きましょう」と注意される場合は、やはり点画に問題があるんだと思います。

上の字は、下の字に比べると、やっぱり丁寧さに欠けるように見えます。下の字は何を意識して書いてるかというと、やっぱり「起筆・送筆・収(終)筆」です。よく、「トン・スー・トン」と表現されますが、「起筆・送筆・収筆」を意識しないで書く人の線のリズムは、「スッ」とか「シャッ」とかじゃないかと思います。
たとえば、払い1つとっても、

上のように「さっ」と入るのではなく、下のように「入筆」部分があって、斜角があって、最後に払いと3パートからなります。
右払いの多くは、斜角の角度が違うだけで、基本的に同じです。

ペン字の場合、あまり起筆や入筆を大げさにするとクドくなるので、見た目分かりづらいくらいにさりげなく書くのが良いと思いますが、気持ちはちゃんと「起筆(入筆)・送筆・収筆」があるんだと意識して書きます。そうすることで、「スッ」とか「シャ」じゃなくて、「トン・スー・トン」とか「スッ、スーーーッ、ス」とか字を書くリズムが出てきます。それが「字の勢い」になってくるんじゃないかと思います。
で、そう書こうと思うと、筆圧や一文字を書く速さも関係してくるので、順次必要なことが見えてくる気がします。
あと、句読点も、「ていねいに」ね・・・
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