さて、連投ですが、今月ももう9日ですので課題研究をしておきます。
さっさと済ませて、ペン時代の清書もしないといけないので(^^;
今月の級位認定課題は、「旅行の前に、東欧関係の本や 資料を集めている。」です。
またもや、のびのびとは書かせてくれなさそうです(´・ω・`)
わかくさ通信の「課題の注意点」
・1行目はたて長の字が多いため枠内におさめる工夫が必要です。(特に行書)
・1行目は文字の中心を通すことを心がけましょう。
・右払いの漢字は、楷書では止めてからい払うようにしましょう。
「枠内におさめる工夫」ったってよぉー、
どーすりゃいいんだよぉー(-""-)y-~~~←グレるなよ
・・・失礼、まずは漢字から。
【旅】部首:ほうへん(方)
(左から、B系統「ペン習字三体」、A系統「常用漢字の楷行草」、C系統「常用漢字の六体」、田中鳴舟「ペン字三体字典」、以下同順)「ほうへん」は、初めて練習する字です。
筆順に気をつけましょう。3画目の肩は、右下がりのなで肩で書きましょう。肩の下ろしと4画目は、同じ方向に下ろさず、若干放射状に書きます。
5画目は、方より高い位置から入り、方の肩あたりを目指して払います。
6画目は、方のよこ画と同じくらいの高さに書きます。
7画目以降は、少しややこしそうですが、よく見て、とくに最後の2画の角度に注意しましょう。
最後は、止めて払います!
「新春演奏会」のチェックポイント、「課題の注意点」にくどいほど書かれてるってことは、出来ていない人が多いからでしょうね。しっかり、止めて払う練習を!
【行】部首:ぎょうがまえ(行)

部首は、ぎょうにんべんではなく、行そのもので「ぎょうがまえ」だそうです。
単純な字ですが、ぎょうにんべんの左払いを放射状にして、右端を揃えましょう。
【前】部首:りっとう

これも、そんなに難しくはないですが、上のかんむりの部分と下の「月リ」の部分をバランスよく書きましょう。月の幅、りっとうの幅、をほぼ同間隔にすると、きれいに書けそうです。
【東】部首:き(木)

部首は、木なんだそうです。だから、「田」の部分は真ん中より上に収めて(狩田先生「ペン習字精習」)、下半分は、「木」の足と左右の払いの形になるときれいに書けそうです。
木と同じで、他系統では真ん中のたて画は跳ねますが、B系統では跳ねてません。
上半分は、よこ画が多いので、間隔にも注意しましょう。
最後の右払いは、止めてから払いましょう!
【欧】部首:あくび・かける

部首は、あくび・かける「欠」だそうです。
「区」の書き順に注意しましょう。左上は、どのお手本も少し隙間が空いています。基本楷書は、画をくっつけるのですが、ここは特別のようです。
この「欠」は、もともと「人が口をあけて屈んだ様」を表す象形文字から来ており、欠伸や人の口にまつわる感じに用いられます。「欠ける」という意味で使うのは本来「缺ける」と書いて別の字だったようです。
ということは、「欠」の下の部分は、「人」を表しているので、江守先生のような書き方が本来だったはずです。が、B系統では、あまりよろしくないようです。
「欠」の上のパーツの最後の左返しは、江守先生のように書いてもいいんでしょうが、B系統ではやはり大きく返す形で書くようです。
最後は、止めて払いましょう!
【関】部首:もんがまえ(門)

四角い字形になるように、「門」はしっかり形を整えて書きましょう。左右の扉が離れすぎないように。
構えに囲まれた中の字では、右払いは「払わず止める」のがルールです。
13画目は、天井を突き抜けないように!突き抜けると多分誤字になります。
【係】部首:にんべん

この字のための注意は見つからなかったのですが、基本的にはやはり「糸」ですね。たて足の「糸」に飾りがついたものとして考えましょう。
上に乗ってる左払い「ノ」は、寝かせて書きます。他系統を見ると、本当に「糸」とは独立して「ノ」が乗ってる感じですが、B系統では学校で習ったように「ノ」と「糸」の頭がくっつくように書きます。
【本】部首:き(木)

先月の「木」に一本横棒が付いただけです。以上・・・(^^;
横棒の高さ位置に注意しましょう。最後は、もちろん・・・
止めて払います!
【資】部首:かい・こがい(貝)

これまた簡単そうで難しい感じですね。
たて長ですが、気をつけて書かないとたて長過ぎになってしまいます。
「次」の部分をできるだけコンパクトに書き、それにピッタリつけるように「貝」を書きましょう。
他系統の字を見るに、「次」がかんむり的なイメージなのかも???
「次」の最後の画は、止めます!
【料】部首:とます(斗)
※「斗」の書き順が間違っていました。お詫びして訂正しますm(__)m部首は、「とます(斗)」だそうです(初めて聞きました(--;習ったっけ?)。
偏は、中塚先生によると「木」の上に点々がついてる”感じ”だそうです。だから、よこ画は、2:1になる。
点々は、「来」の時と同じく、交差点に集中しないように書きます。
書き順にも注意。
斗のよこ画が、ちょうど偏の左払い(払ってないですけど)の下端くらいになるように。
最後は下へ抜きます。
【集】部首:ふるとり(隹)

まさに、木の上に鳥(隹)が集まる様子を表しています。
ちょうど真ん中より上に「隹」、下に「木」を書きます。
「隹」は、筆順、よこ画の間隔さえ気をつければ、そんなに苦労しないはずです。
木の枝(よこ画)は、長く。この字に関しては、木のたて画は跳ねてます。
最後は、止めて払いましょう!
ふひぃ~、漢字多い!(><)
下手すると、「新春演奏会」より大変かもです。
先日、載せたお手本を見て、初っ端書いてみたのがこちら。
(↑まさか、これを手本にする人はいまいと思いますが、誤字ってますから注意!:追記)なっ、なんじゃこりゃ~ぁ!(゚Д゚;)(松田優作風)
あれだけ「飛」をきれいに書いた人間の所業とは思えません(--;
見た目分かりませんが、旅を書いた後、もう書いてる尻からどんどん窮屈で、画数も多いので字形も気にしながらとにかく控えめに・・・とか考えてたら、とんでもない字になってしまう・・・という感じです(--;
自作お手本の字が、あれでは手で書くには小さすぎるんです。かといって、大きくすると入りきらない(-"-)
どうやら、もう一回課題研究を書かねばならないようです。次回は、布置編です。