【パイロット】わかくさコンクールに出品してました

実は、ひっそりとわかくさコンクールに出品してました(←うそつけ!Twitterでさんざん喚いてたじゃないか!(-_-))

わかくさコンクールは、年に一度企画される誌上コンクールです。対象は、パイロット六段、七段の人かもしくは硬筆書写技能検定準一級、一級取得者です。過去一年のうちに10回以上添削に出していることも必須です。わかくさ通信掲載の申込用紙を送ると審査料3,000円の振込用紙と応募用紙が送られてきます。

入選するなんて微塵も思ってなかったし、結果ももちろんダメダメでしたが、希望者は添削していただけるというので、転がってる勉強の機会はとりあえず拾ってみるということで・・・。

お題は、新古今和歌集202番の
「雨そそぐ花たちばなに風すぎて やまほととぎす雲に鳴くなり」
でした。

形式は自由なのですが、過去の入選作品を見るとみんな立派な散らし書きなので、訳も分かってないですが、とりあえず見様見真似で散らしてみました(散らかしての間違いじゃ?(--;)

結果は、4月号で既に発表済みですが、やっと添削が却ってきました・・・(遅い!)あまりに遅いので、実は、先日事務局へ問い合わせた時にさらっと催促しました(^^;

π_20170519_コンクール

おぉ、おぉ、直されてる。

講評では、綺麗な線ですっきりとまとまってるけど作品が小さい!字粒はこのままでいいけど、紙全体を使いなさい・・・と(´Д`)小さいのね(←小さい男だ(--;)あと、自信がなかったので変体がなは使わなかったのですが、変体がなを使わない場合は濁点を打ちなさい!(テキストをよく見んかい!ゴルァ"(-""-)")と叱られました(´-ω-`)(←基本的なこと分かってないのによく出せたもんだ!)

いや、でも、こういう創作作品を見ていただく機会は少ないので、審査料は少しお高かったですが、いくつか「あ、そういうことか」と勉強になったので良かったと思ってます。やっぱり見ていただくもんだ・・・。

どうせ入選しないから・・・とか、ヘタッピなのに出すのは恥ずかしいから・・・とか思わずに、ダメダメでも添削していただけるのですから、転がってる勉強のチャンスは活用しましょう。通信独学はとくに、分かってない時ほどチャンスを選り好みしてる場合じゃないのです(+o+)

ちなみに、添削者欄には、4系統の4人の先生方の印鑑がズラリ・・・(´▽`)これGETできただけでも出した甲斐がある



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【パイロット】課題研究:昇段を目指せ!(2017年5月の課題)

パイロット課題研究行書編です。

今月のお題、「空を泳ぐ鯉のぼりを背景に、 写真を撮りました。」やはり1行目のバランスがクセモノですね。つい「空を泳ぐ」を気前よく書きすぎて、後半詰まってしまいがちです。気を付けましょう。

行書比較1 行書比較2 行書比較3

「空」は、B2の形までいくと草書扱いになるので止めた方がいいでしょう。
「泳」についてはいろんな書き方がありますね。どれも行書としてOKだと思います。無難にB1で書くつもりです。
「鯉」の魚偏は、いくつか書き方があります。B系統「ペン習字の三体」では、つぎのようなパターンが載っています。
魚へん
手持ちの字典5冊で確認しましたが、この3パターンならどれでも大丈夫だと思います。
「背」の上の「北」部分は、楷書と違って「匕(あいくち)」の形は見られません。B2やC1のように「ヒ」の形で続けた形をみるに、行書では「ヒ」の書き方がポピュラーなんだと思います。
「景」は、B2、A2、C1などのように下の「京」の部分が「書写体」を崩したパターンがあります。
江守三体_景書写体
(江守先生、「常用漢字の楷行草」)
いずれの字典にも書写体を崩したパターンが載っていますし、現在の字をつなげて書いた場合とあまり変わらないので、この形はOKだと思います。
一方、「写」の字で、B2、A2、C2のような「旧字体」を崩した形は、間違いではないものの、新字体と比べて大きく書き方が違い、あえて旧字体を崩した形で書く必然性もなく、一般にも新字体の形が普及しているのでB2、A2、C2の書き方は避けた方が無難だと思います。
「一部分だけ書き方が異なる書写体については可の場合が多く、大きく書き方の変わる旧字体はNGの場合が多い」ように思います。そういう明確なルールのようなものがあるのかないのかは、未確認ですが・・・。

ひらがなの「を」が3つも出てきます。
行書の場合は、1つの文章の中に同じ字が複数出てきた場合は、書き方を少しずつ変化させた方が良いとされていますね。見た目の変化の美しさという意味からですが、昔は、「こんなに字を知ってますよ」という教養の目安でもあったそうです。

でも、「を」を変化させるって・・・難しい(´Д`)いくつか挙げておきます。
を_狩田 を_狩田2
(狩田先生、「ペン字精習」より)
あまりパターンないですね。一画目のヨコ画と二画目を繋げるか繋げないかでも、変化としてOKだと思います。無理に変化をつけようとして、書きぶりまで変わって浮いてしまってはもともこもないので、無理は禁物です。


【連綿】
連綿ポイントは、「のぼり」「りました。」の中から、「ぼり」「まし」「ました」あたりが書きやすいでしょうか。「のぼり」は名詞なのでなんとなく一部のみ連綿にするのは個人的に気持ち悪い気がします(あくまで気持ちの問題)。無難な「まし」か「ました」で書く予定です。

【行書の覚え方について】

twitterで初めて行書を書き始める際の行書の覚え方について話題になっていたので、中・上級に上がったばかりの方のために基本的なことだけ書いておきます。

行書は、楷書を崩した「楷書に近い行書・初心者向けの行書」から「大きく崩した行書・草書に近い行書・上級向けの行書」まで幅広くあります。単に「行書で書きなさい」とだけあった場合は、草書と間違われない程度であれば、どのレベルの行書でも基本的にはOKです。崩し方が大きいほど「こなれた感」がありますが、最初のうちは、「楷書に近い行書」から覚えて使う方が無難でしょう。

独断による行書を書く場合の注意点です。
1.行書っぽく書く!
楷書と行書の一番の違いは、書き方よりも線や字全体の柔らかさです。楷書では、起筆の打ち込みや線のシッカリ感があったのが、行書では打ち込まずに柔らかく滑らかに書きます。いくら行書の形で書いても、行書っぽく見えなかったら審査では逆効果ですらある気がします。
こざとへん

2.部首・部分の崩し方を覚える!
部首や部分(偏や旁や冠や足)などはパターンがあって1つ崩し方を覚えたら、同じ部首・部分を持つ字すべてに応用できるわけです。で、テキストを見ると、ちゃんとそれらが解説されています。これを覚えるだけで、ほぼほぼ行書になります。実は、恐るるに足らずです。
パイロットテキスト漢字編p.p.26~39にまとめられています。
偏

3.その他の基本パターンを覚える!
その他、行書には共通ルールみたいなものがあって、たとえばヨコ画が連続する場合、最初のヨコ画は繋げない、などやはりパターンがあります。左右の払いなどもパターンさえ覚えれば、いろんな字に使えます。
パイロットテキスト漢字編p.p.5~7
行書のパターン


だいたい、この3つさえ覚えれば、特殊な字以外はおおよそ行書になります。実は、覚えることはそんなに多くはありません。崩し方を変えたい場合は、やっぱり字典を引きます。最初は簡単な行書で書いて、1年も行書課題をかいていれば、自然といろんな書き方を覚えます。それよりも、書き慣れて行書らしい線を書けるようになる方が、作品としては綺麗に見えます。

草書は、楷書とはまったく形が変わってきますので、難しいですが・・・。




【パイロット】課題研究:初心者昇級への道(2017年5月課題)

パイロット課題研究楷書編です。

5月の課題は、「空を泳ぐ鯉のぼりを背景に、 写真を撮りました。」です。
字は、方形のバランス取りやすい字が多いですが、1行目が字数が多くて詰まりそうです。

わかくさ通信の「課題の注意点」
・1行目を枠内にバランス良く配字する!
・行頭の「空」「写」が大きくなり過ぎないように!
・字形がまとめにくい漢字が多く出てきます。パイロットテキスト漢字編を見ましょう!

誤字・脱字・規定外注意報!
・○「鯉」ですよ!×「鮎」でも×「鮪」でも×「鯖」でもありません!(←間違えねーよ)
・「背」の上の「北」の部分の書き方に注意!
・○「撮ました」です。×「取りました」とかにならないように!


では、漢字比較です。
漢字比較1 漢字比較2

「空」は、線が直線的になると子供っぽい字になってしまいがちです。「うかんむり」のヨコ画や「工」のタテ画に線の表情・変化をつけて大人っぽく書きましょう。
「泳」の「さんずい」の書き方と、「永」の字の書き方に注意して、バランスを偏と旁のバランスを練習しましょう。
「鯉」は、偏と旁の位置関係に注意。画数が多いので、字的には大きく見える字ですが、大きくなり過ぎないように慎重に書きます。
「背」の上の「北」は大きさに注意して。右側の「ヒ」は、「ヒ」の形で書いても「匕(あいくち)」の形で書いても構わないようですが、書き方が違いますので注意します。
「撮」の書き順に注意します。書き順は、文科省で定めた小学校書き順の他にも多数書き順があります。検定試験を視野に入れている人は、「書き順字典」は一冊手元に置きたいですね。

【ワンポイント講座】
ネタ切れなので、今回の課題の1行目の調整について、書いてみます。

パイロットの級位課題は、1行目の文字数が変わります。少ない時は読点を除いて10文字だったり、今回のように12文字入ると1行に収めるのがギリギリになります。

私のように、パソコンなどで実寸大のお手本を作ってる方は、だいたいの配字の目安を確認できていると思いますが、三体をコピー&切り貼りしただけの実寸大ではないお手本やもともとお手本を作らずに書いてらっしゃる方もいるかと思います。その場合は、配字について何度も書いてみて吟味してから実際の練習に入るのがいいと思います。

経験上、練習当初から、ある程度考えて練習しないと、大きなズレがあるまま練習して変なクセがついて、清書前に直そうとしてもすぐには直らなくなるということがあります。

Twitterなんかで誰かに見てもらう場合も、指摘されたことを修正できる時間があるうちにアップしてみてコメントを貰う方が断然イイかと思います。慣れてくれば清書直前でも修正できるようになりますが・・・。

さて、一行目を書いてみました(右から左へ)。
一行目
右の黒が、自作手本を見ずに「なんとなく」で書いたものです。全然、収まってません(´・ω・`)前半の「空」や「泳」が大きいようです。

右から二つ目は、それじゃあと「空」「泳」を小さ目に書いたのですが、それで安心して「鯉のぼり」を大きく書いてしまった失敗です。

「鯉」は画数が18画と多いので、小さくするには限界があるので、「のぼり」で調整しようとしたのが右から3つ目です。それでもギリギリになっちゃいました。「背景」の縦長な字なので、勢いよく書くと詰まってしまいます。

少しずつ抑えて、一番左くらいに収まればOKです。本当のバランスの調整は、ここからになります。


1行目が収まると、次はその1行目に合わせて2行目のバランスをとらないといけません。パイロットでは2行目の途中で文が終わるので、最後の方に安心して気を抜いて字が大きくなってしまう傾向が強いです。

2行目の失敗例
二行目失敗
最後、スペースを気にしなくて良くなったので、木が大きくなったパターンですね。練習のうちに早めに気づいて、修正しておいた方がいいです。清書の時は緊張するので、字粒の調整が一番難しくなります。

「撮」は15画ですが、幸い、1行目の近い位置に鯉(18画)があるので、それと見比べて字粒に注意して書きます。つづくひらがなも、「のぼり」あたりと見比べながら字粒・字間を調整します。

二行目調整
意識しすぎて、「撮」の字の偏と旁が離れすぎちゃいました(´Д`)が、字粒はこんなもんじゃないかと思います。でも、まだ5画の「写」を心持ち小さく書いてみた方がいいか・・・とか、「背」の字が細身すぎるかな・・・とか、ここから微調整を練習しながら試行錯誤するわけです。

漢字とひらがなの大きさについても、気になる人はこの段階で調整しておきます。とくに初級の人は、字形をとるのに必死でバランスにまで気が行かないのですが(私もそうだった(>_<))、最初の自作手本作成の段階(手作業なら上記のこの調整)でしっかりとバランス調整してから練習した方がいいと、今になって思います。

ワンポイント講座、ネタ切れなので、これはどうなの?とかあれば、リクエストお待ちしておりますm(__)m手に負える範囲で調べます。



【パイロット】2017年5月のお稽古

パイロット5月のお稽古の準備です。

わかくさ通信が、GWの関係で、奇跡的に1日に届きました。
第420回級位認定課題(「町会の役員を・・・」)の結果は、またまたかろうじて天位を維持できました。このあたりが定位置になってきています。まぁまぁ無難に評価してもらえるコツみたいなのが分かった気になってるのが、気のせいではないという自信がついてきました。いや、無難どまりじゃダメなんだけど・・・。

昇格された皆さん、おめでごうございました。

さて、今月は「漢字」を学びます。
添削課題は、初級が102、中級が202、上級は302です。
B系統初級は、こちら
B系統中級は、こちら
そして上級は、こちらです。
302_B_20170514084458ef2.jpg

はじめて行書を書く方や検定を受ける方の間で、行書・草書の覚え方について不安な方も多いと思いますが、こういう感じで熟語で書いてみてセットにして覚えるのが一番な気がしてます。私は受けないので、やらなきゃな(゚σ・゚)ホジホジ・・・で止まってますが・・・。

級位認定課題は、「空を泳ぐ鯉のぼりを背景に、 写真を撮りました。」です。
一行目は、そこそこ窮屈そうですね。「鯉」は人名用漢字です。三体の後ろの方に載ってます。

とりあえず作った自作手本がこちら。
自作手本1
(「ペン習字三体」+パイロットテキストB系統のかな)

一行目がきついので、二行目の最後のかなが大きくなり過ぎたり間延びしたりしないように。最近分かったことは、上級ではそういったバランスの崩れが命取りだということです。

では、また課題研究で・・・。



【ペン時代】2017年4月の清書

ペン時代4月の清書を終えました。

昇試続きで、もう息抜き的な感覚になっちゃってます(+_+)これじゃダメだ。
添削にも出してるのですが、五段に昇格したこともあって、より細かなところまでお直しいただいてるにも関わらず、クリアできていません。

いつもの四字熟語
森_20170513_四字熟語
昔よりも、ずいぶん書けるようになったなぁとは思うのですが、次の昇試までにもっとカッチリ書けるようにしないといけません(´・ω・`)でも、昇試のプレッシャーの後では、もう集中力が残ってません。やっぱり、いろいろやり過ぎやね。

で、今月のもう1つは、検定対策用のヨコ書きです。
森_20170513_ヨコ書き
ヨコ書きも、毎度、苦手苦手と言ってるだけで、何も対策できてないんだよな・・・。
そして、やっぱり集中力が保ててません(´-ω-`)ダメダメやん

秋の昇試に向けて、ちょっと考えます。



プロフィール

@Sai

Author:@Sai
ようこそ@Saiのブログへ!
本ブログは、私の趣味の記録です。趣味の勉強ノートと割り切ってるので、お見苦しい個所も多々ありますが、よろしければご笑覧ください。
このブログは、2013年6月より開始しております。
2013年3月からパイロットペン習字通信講座を開始しました。
2013年7月から競書誌ペン時代を始めました。
2015年4月から競書誌ペンの光を始めました。
2015年12月からお遊び毛筆始めました。
パイロットペン習字通信講座(B系統)、ペン時代、ペン習字、その他・・・


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